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 「わかりやすい」情報提供紙の「ステージ」は、知的障害者向けの唯一の本格的新聞であった。
 カラー刷りで、世間で話題のトピックを取り上げていた。
 写真・イラストなども多かった。
 一目で理解できる工夫がほどこされてあった。
 もちろん、文章もわかりやすい表現だった。
 ここでは、「ステージ」に関する分析のあり方を述べている。

 打浪(古賀) 文子氏の論文からである。
 本論文の紹介は第23回目である。連続で紹介している。



【引用はじめ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jajls/17/1/17_KJ00009727988/_article/-char/ja/
社会言語科学
Vol. 17 (2014-2015) No. 1 p. 85-97
知的障害者への「わかりやすい」情報提供に関する検討 : 「ステージ」の実践と調査を中心に
打浪(古賀) 文子( 淑徳大学短期大学部こども学科 )

3、 「ステージ」の実践からの示唆

 国内での「わかりやすい」情報提供の先駆的実践である「ステージ」について検討し,今後の知的障害者への情報保障のあり方の 示唆を得る .
 以下では,「ステージ」に関する言及のある野澤(2006a),羽山(2010),工藤ほか(2012) ,全日本手をつなぐ育成会 「ステージ」 編集委員(2012)の先行研究の整理に加え,編集担当職員1名に平成22年10月に構造化面接法にて聞き取り調査をした内容を逐語録 に起こしたものに基づき、「ステージ」の実践の詳細 ,「ステージ」作成における「わかりやすさ」の工夫,及 び「ステージ」の意義と課題を考察した .
 なお編集担当職員への調査内容は,編集工程や部数等の作成過程の詳細の補足,編集担当職員が心がけているわかりやすさへの工夫とノウハウ,「ステージ」の意義と今後の課題であった ,
           
(つづき)

【引用終わり】



 「ステージ」を編集するにあたっての留意点を明らかにしようとするのである。
 わかりやすくするための工夫とは、どういうものか。
 その苦労はどういうものか。
 編集者からいろいろ聞きとりして課題を明確にしてくれた。
 そのことによって、より良い情報提供のあり方がわかってくれるはずだ。
     
  (ケー)

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