Photo Gallery

 知的障害者に対するわかりやすい表現について、どのような先行研究があるか。
 多くはその読み書きの認知メカニズムの解明に力が注がれたものになっている。
 そもそもわかりやすい表現とはどういうものかには、あまり関心が向いてない。

 打浪(古賀) 文子氏の論文からである。
 本論文の紹介は第16回目である。連続で紹介している。



【引用はじめ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jajls/17/1/17_KJ00009727988/_article/-char/ja/
社会言語科学
Vol. 17 (2014-2015) No. 1 p. 85-97
知的障害者への「わかりやすい」情報提供に関する検討 : 「ステージ」の実践と調査を中心に
打浪(古賀) 文子( 淑徳大学短期大学部こども学科 )

2. 知的障害者への 「わかりやすい」 情報提供の学術的課題

2.3 先行研究の整理と学術的課題

 わかりやすい表現の書き方に関する言語学的 , 心理学的研究(基礎研究 ・実践研究)である.
 これまで知的障害児・者の読み書きについては ,特別支援教育 ・情報処理 ・認知心理学領域でその多くがなされており, 認知メカニズムの解明に関する先行研究は多数存在する (松本 , 2001ほか).
 しかしこれらは識字・読解能力の向上が目的であり,そのための手段に焦点化されている.

(つづき)

【引用終わり】



 わかりやすい表現のあり方についてもっと研究することが大事だ。
 今までは、知的障害者識字や読解能力の向上に目が向けられていた。
 もっとわかりやすさに焦点を当てた研究がおろそかになっていた。      
     
  (ケー)

WHAT'S NEW?