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 知的障害者に関する「わかりやすい」書籍の情報収集は徐々に進んでいる。
 日本障害者リハビリテーション協会と近畿視覚障害者情報サービス研究協議会などが、実態調査に取り組んでいる。
 しかし、こうした研究調査は緒に就いたばかりである。
 もっと広範囲な研究が求められているが、まだまだの感がある。
 こうした事情を以下に述べる。

 打浪(古賀) 文子氏の論文からである。
 本論文の紹介は第15回目である。連続で紹介している。



【引用はじめ】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jajls/17/1/17_KJ00009727988/_article/-char/ja/
社会言語科学
Vol. 17 (2014-2015) No. 1 p. 85-97
知的障害者への「わかりやすい」情報提供に関する検討 : 「ステージ」の実践と調査を中心に
打浪(古賀) 文子( 淑徳大学短期大学部こども学科 )

2. 知的障害者への 「わかりやすい」 情報提供の学術的課題

2.3 先行研究の整理と学術的課題

 国内外における活動の実態調査 ・制度調査であるが , 日本障害者リハビリテーション協会がウェブサイトその他を通じて各国の 現状や動きについて積極的な紹介を行っている.
 また ,2008年には近畿視覚障害者情報サービス研究協議会LLブック特別研究グループによって国内のLLブック及びわかりやす い文章で書かれた書籍がリスト化された.
 国内の「わかりやすい」書籍に関する実践及び情報整埋はわずかながら進んでいるが , 学術的かつ包括的な考察及び書籍以外の各実践への詳細な実態調査は充分には進んでいない .  

(つづき)

【引用終わり】



 「わかりやすい」書籍に関する情報収集によって、書籍のリストができあがっている。
 こうした書籍の利用をすることもなんとか可能になってきている。
 しかし、簡単に利用できるようになっているかは疑問だが。
 まだまだ限定的な状況であることは否めない。
 さらに書籍以外の「わかりやすい」情報提供に関する実践の実態調査が不十分なままだ。
 これも重要な分野である。
 知的障害者は文字の制約、音声言語の制約が多いからだ。
 この分野についてもその実践等を明らかにする必要がある。      
     
  (ケー)

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