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 スウェーデンの「わかりやすい本財団」には、ジャーナリストとしての誇りを持つ本人たちがいる。
 自分たちにとって、政治家の発言や小説をわかりやすいものにする努力をしている。
 みんなにとってわかりやすく、理解しやすいものを届けようとする試みである。
 平等の精神、民主主義の価値をさらに広める活動といっていい。
  
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第9回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

文化的背景と文化的挑戦

 ジャーナリストであると胸を張る「8ページ」(週刊新聞)のライターの発言を聞くと、「わかりやすい文章にするのに一番手を焼くのが政治家の発言よね」とニヤリとした。
 ベストセラーになった小説は作家に「わかりやすい本」にリライトしてもらうよう依頼することもあるそうだ。
 その結果、原作よりもさらに文学的になることもあるという。
 この活動が、専門家や政治家によって築かれる「権威」に対する政治的、文化的挑戦という側面ももっていることをうかがわせる。
 平等や民主主義を希求する者には、どんなにか魅力的な仕事であろう。

(つづく)

【引用終わり】



 今までほとんど顧みることのなかった知的障がいのある本人にも、伝えるべきものがある。
 それが上記の本人の発言である。
 自分たちにもわかるものが欲しいとの訴えである。
 それを援助を受けながら、自らの手で変えようとしている。
    
  (ケー)
 スウェーデンの「わかりやすい本財団」には、本人スタッフもいる。
 本制作の重要な一員として、その一翼を担っている。
 本人のための本づくりには欠かせないスタッフである。
 本人にとってのわかりやすさを追求するためだ。
 以下は、本づくりのモニターとして参加している本人のインタビューである。
  
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第8回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

文化的背景と文化的挑戦

モニター:私は子どもの頃は本が大好きでした。しかし大人になってからは読まなくなりました。

司会者:どうしてですか?

モニター:子どもの頃は、お母さんが子どもの本を読んでくれましたが、大人になると、読める本もないし、読んでくれる人もいないからです。

司会者:読みやすい本と出会って、どうですか。

モニター:私にも読める本がたくさんあって、再び読書が好きになりました。私は今まで読んだ中では『赤い靴』が一番好き。それから「8ページ」は必ず読みます。

(つづく)

【引用終わり】



 子どもの頃、たくさん読み聞かせしてもらった。
 楽しかった経験をもった本人モニターの意見が上記のとおりである。
 本人も自分で読める本との出会いに喜んでいる。
 本人たちの実情に合った本づくりの重要性がわかる。
 わかりやすい本づくりが基盤となって、よりわかりやすいコミュニケーションのあり方が追求されることになる。
   
  (ケー)
 スウェーデンには、「わかりやすい本」財団というものがある。
 知的障がいのある人たちのための「わかりやすい本」づくりが、20年以上前より行われている。
 1年の半年間は室内生活を強いられる。
 児童文学的な作品が国民文学として認められている。
 こうした文化的背景が、知的障がい者向けの「わかりやすい本」づくりのエネルギーとなっている。
 以下の引用において、その事情が説明されている。
  
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第7回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

文化的背景と文化的挑戦

 スウェーデンがこうした援助(「わかりやすい本」づくり)を発展させてきた理由には、1年のうち半年は室内で過ごす生活があり読書が占める割合が高いことがある。
 さらに、リンドグレーン(代表作『長くつ下のピッピ』)やラーゲルレーフ(同『ニルスの不思議な冒険』)などの文学が児童文学という枠組みではなく、国民文学としてあるという文化的背景と無関係ではなさそうな気がする。
 センターには、専門スタッフのほかに数人の「本人モニター」がいる。
 彼らはセンターの出版物を評価したり、宣伝する役割を担っている。
 北欧会議の分科会で3人のモニターが司会者のインタビューで活動紹介をしていた。

(つづく)

【引用終わり】



 「わかりやすい本」づくりのために、「本人モニター」が専門スタッフとして位置づけられている。
 「本人モニター」の意見を取り入れた「わかりやすい本」づくりがなされている。
 こうしたことって当然と思うことだが、意外と忘れがちである。
 本人には無理だから、障がいのないスタッフでやってしまったりする。
 本人向けのものを作ろうとするのに、本人の意見なしで作るのは無理である。
 本人が読んでみて、試してみて、大丈夫かどうか確かめることが必要な事だ。
 それがなければ、決して本人向けでもないし、わかりやすいものでなくなる。
   
  (ケー)
4月25日(火)
遊佐町手をつなぐ育成会の総会がありました。
総会後の研修会として、県育成会が応援していて活動している
知的障がい者理解啓発隊「花笠ほーぷ隊」を呼んでいただき
会員の他、地域の事業所の職員さん、社会福祉協議会の職員さん谷に向けて
「心のバリアフリー疑似体験講座」を開催しました。

今回、初めて花笠ほーぷ隊としてデビューする初々しい隊員もおりました。
本人はドキドキだったのでしょうが、参加者さんたちは和気あいあいと楽しい研修会となりました。
写真を撮ってきましたのでご覧ください。

遊佐町 (3)
この日がデビューの隊員


遊佐町 (5)
何をやるんだろうと思っているような参加者さんたち

遊佐町 (12)
疑似体験のひとつ「覗いてみよう」
みなさんペットボトルから覗いてみています


遊佐町 (20)
こちらもデビューの隊員(白いカーディガン)

遊佐町 (21)
らら~ららら~♬ 
歌っているわけではありません!

遊佐町 (27)
参加者さんから笑い声も上がっています


遊佐町 (29)
この日は鶴を折れない人はいませんでした。
逆に「はい終わりで~す」といっても鶴を折るのをやめられない真面目な性格の人が多かった(^^;)

遊佐町 (33)
会長と副会長、なかなかいいコンビでしたね。

参加した、地元の事業所の職員さんたちから
「とても勉強になりました、良い研修会でした」
と言っていただけたそうで、会長も喜んでおられました。

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 スウェーデンの「わかりやすい本財団」は、4つの基本哲学によって事業を展開している。
 それが以下に引用したものである。
 いかに知的障がいのある人たちに、適切な本を提供しようとしているか明らかにしている。
  
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第6回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

その哲学(わかりやすい本財団・The Center for easy-to-read)

 98年に「世界育成会本人会議」(オランダ)に参加した時にも、物静かなキッテ・アルビデセン(わかりやすい本財団・The Center for easy-to-read/スウェーデン)さんはまた新しい資料をもって会場にいた。
 彼女が作ったセンターの新しい四つの紹介文をお土産にいただいた。
 センターの哲学をよく表している。
 それが以下のとおりである。

◆We are proud of our small vocabulary.
  私たちは、わずかな言葉しかもっていないことを誇りに思う

◆We hate the word transcend and 29061 other difficult words.
  私たちは、理解を超える言葉、そのほか29061もの難しい言葉が嫌いである

◆Our texts are:expressive,compassionate and imaginative but without words like expressive,compassionate and imaginative.
 私たちの本は、表現豊かで、情感あふれ、想像をかき立てる。そうした言葉は一切使わずに

◆Exorbitant usage of advanced vocabulary leads only to the detonation of cognition and simple and congruent words used in appropriate context are what is left in cerebral storage.
  難しい言葉の過剰な使用は、認識を混乱させるだけであるが、単純で適切な言葉によって書かれたほどほどの文章は、思索の蓄積の中に生き残る

(つづく)

【引用終わり】



 「わかりやすい本財団」は、障がいのある本人たちの立場で対応した言葉の本づくりに専念している。
 それを私流に表現すると、次のとおりだ。
 1 わずかな言葉で生活している事を理解してほしい。
 2 世の中、理解できない言葉が多過ぎる。
 3 だから、もっとわかりやすい本がほしい。
 4 私たちだって、理解しやすい言葉であれば生活しやすくなる。
   
  (ケー)
 スウェーデンでは、知的障がい者のための「わかりやすい本」づくりが熱心に取り組まれている。
 組織としての取り組みである。
 それも20年以上以前からである。
 そのための財団もあり、幅広い内容の本づくりがなされている。
  
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第5回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

The Center for easy-to-read(イージーリードセンター)の活動

 96年に「北欧圏知的障害者会議」(フィンランド)に参加した時に、4年ぶりに再会したその専門家キッテ・アルビデセンさんから渡された名刺は「わかりやすい本財団・The Center for easy-to-read」となっていた。
 若いスタッフも増え、仕事はますます盛んに行われているようであった。
 たとえば「8ページ」とよぶ週刊新聞の発行。
 EU参加に対する国民投票のための「わかりやすい資料」の作成。
 写真だけで構成する料理や恋愛やアウトドアの本。
 きれいな新刊案内のカタログ。
 読者にプレゼントされるかわいい傘やバッジなどの販促グッズ。
 北欧諸国の中でも、こうした本格的な情報提供活動があるのはスウェーデンが群を抜いているらしい。
 その会議場の一角に設けられたスウェーデンの展示コーナーには、人だかりができていた。

(つづく)

【引用終わり】



 スウェーデンにおいて、「わかりやすい本」づくりへのこれだけの情熱はどこからきているのだろう。
 ニーズがあって、それに応えようとする人たちがいるからである。
 資金援助してもこうした活動は重要だとする、行政担当者もいるからだ。
 これをリードする人たちがいたに違いない。
 それが上記のキッテ・アルビデセン氏なのだろうか。
 この人は、「わかりやすい本」づくりについて、周囲に対しどのように説得したのだろう。
 多くの支持者がいて実現できる活動なのだから。 
   
  (ケー)
 知的障がい者向けのわかりやすい図書づくりは、スウェーデンが先進的な実践を行っている。
 今から25年も前から、本人主体の親の会活動が行っている。
 親の会では、本人を理事にし、政府からの補助金も出ている。
 文章の専門家などによるわかりやすい本づくりが行われてきた。
 障がい者本人にとって何が最善かを実践できるシステムをつくりあげていることに感心する。
  
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第4回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

The Center for easy-to-read(イージーリードセンター)の活動

 知能に障害のある人の生活と尊厳のためには「わかりやすい本や新聞」は水や空気のように必要である。
 採算性が悪ければ公費で支えられるべき活動ではないか、と考えている。
 このように考えるきっかけをつくったのは、かなり以前から「おしまコロニーはまなす寮」(函館)の職員が退寮生にわかりやすいが核心をついた「自立をめざして―生活(人生)の手引き書―」を自家出版していた。
 この小さな実践と、世界的に類を見ないスウェーデンの“The Center for easy-to-read”の活動であった。
 92年にダスキン海外研修でスウェーデンの知的障害児者親の会(FUB)に訪問した時、親の会は本人向けの雑誌「ステーゲット」を発行していた。
 その内容は、各地に住む知的障害のある人の意見を写真とともに紹介したり、今の問題を共有するような内容だった。
 親たちは本人たちを理事に招いていた。
 そして、「自己決定にはわかりやすい情報が必要」「市民になるということは、情報を共有すること」という明確な認識をもつようになっていた。
 さらに政府はそれを支持する証として活動に補助金を出していたのである。
 そのお金で親の会は文章の専門家を置き、月刊誌以外にも、さまざまな図書を本人向けにわかりやすくリライトしたり製作していた。

(つづく)

【引用終わり】



 本人向けのわかりやすい本づくりができる体制を日本において早急につくる必要がある。
 知的障がいのある本人、親、文章に関する専門家、資金提供者等が集まる体制だ。
 全日本育成会にはそうした体制がある。
 かつて本人向けの「ステージ」という季刊誌が発行されていた。
 残念ながら、今休刊状態である。
   
  (ケー)
【全国手をつなぐ育成会Facebookより】


『手をつなぐ』2017年7月号
「それでも大切な、私の子ども」写真・エピソード募集

〜みなさんが大切に思う知的障害のある方の写真とエピソードをお送りください

周囲から理解されないことがあっても、見えない苦労やトラブルがあっても、それでも大切な、私たちの子ども————。
障害者入所施設「津久井やまゆり園」(神奈川・相模原市)で起きた入所者死傷事件から、間もなく1年を迎えます。事件の容疑者が提示した「障害者は不幸をつくる」という言葉に、そうした考えの根底にある障害者の命を軽視する価値観に、『手をつなぐ』は立ち向かいたいと考えています。
そこで、関係のみなさまに、「それでも大切な、私の子ども」というテーマで、知的障害のある人たちの写真とエピソードの募集をいたします。周囲から理解されず、人知れず苦労したこと。それでもわが子を深く、大切に思う気持ち。そうしたエピソードや思いを、お写真と一緒に『手をつなぐ』で紹介させていただきます。
知的障害のある人への偏見や差別には、その行動や表現の仕方など限られた側面を一方的に解釈することで生まれるものも少なくありません。一人ひとりがもつより多様で豊かな人間性や家族としての思いを積極的に提示していく必要があると考え、今回の取り組みを企画しました。みなさまのご協力をお願いいたします。詳細は下記の募集要項をご確認ください。

※親子の関係性以外でも、きょうだい、友人など知的障害のある方を大切に思う気持ちがあれば、どなたでもご応募いただけます(本文の「子ども」「家族」はそれぞれの関係性に読み替えてください)。

【掲載号】
『手をつなぐ』2017年7月号特集
 ※掲載点数 20点程度(予定)

【応募にあたってお送りいただくもの(すべて必須)】
○写真データ
…知的障害のある方がその人らしく写っている日常的なスナップ写真。お一人でも、ご家族・友人など複数で写っているものでも構いません。写真はなるべく高画質・高解像度のものをお送りください(原則としてjpeg形式)。
○エピソード 300字以内
…ご本人の障害特性などが周囲に理解されなかったことなどについて。ご家族としてのご本人への思いも添えてください。掲載時は、50〜150字程度に編集させていただく予定です。
○応募者・障害のあるご本人のお名前・連絡先(メールまたは電話)・掲載誌送付先ご住所

【エピソードの内容】
子どもの障害特性や行動などについて周囲から理解されなかったことや、親として苦労したことを中心に端的におまとめください。あわせて、子どもを大切に思う気持ちやそれを物語るエピソードなども添えてください。
(例)
不安になると大きな声を出す息子は、卒業式も学校から「欠席を」と暗に促されました。それでも「息子は私の大切な子ども。皆を同じ経験をさせたい」と説明し、出席することになりました。

【しめきり】
2017年5月26日(金)

【送付先・問い合わせ先】
メールアドレス ap@zen-iku.jp
 ※ファクス、郵送ではご応募いただけません。

【注意事項】
○ご応募いただいた写真等は、すべての掲載を約束するものではありません。また、掲載写真の点数は原則としてお一人1点となります。
○掲載させていただく方にのみご連絡さし上げます。連絡先を必ずご明記ください。なお、採否のお問い合わせには応じかねます。
○写真はなるべく高画質・高解像度のものをお送りください(1ファイル300kb以上が目安)。ガラケーで撮影した写真、ホームページの画像やPDF・ワードファイルなどに貼り付けた写真は不可です。
○応募にあたっては、写真に大きく写っている方(表情が読み取れる方)の許可を事前にお取りください(応募時点で掲載を承諾されたものとして取り扱います)。
○掲載誌面が他媒体(メディア)に転載される場合もあります。予めご了承ください(個別の写真等を抜き出した転載については事前に確認の連絡をいたします)。
○掲載された方には掲載誌を贈呈いたします。住所(送付先)をご明記ください。
○写真データ等は本誌編集作業終了後に責任をもって破棄し、他目的への転用などはいたしません。

手をつなぐ4月


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 かつて、自立生活ハンドブックシリーズ等の「わかりやすい本」が製作された。
 全日本育成会が中心に編集製作したものである。
 また、「わかりやすい本」は以下に引用したものも発行されている。
 関係者によって、「わかりやすい本」の出版が手がけられている。
 しかし、こうした努力が十分報いられているわけでない。
 限られた読者層ということもあって、うまく流通していない。
 必要な人に必要な本が届いていない。
 こうした本を届けられる手立てを考える必要がある。
  
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第3回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

わかりやすい本

★本人の編集による本

「元気のでる本」シリーズ(毎年1冊発行)
「かがやくみらい」「家族へのてがみ」ほか数冊

★海外情報関係

「よくわかる北欧の本人活動」(96年北欧会議参加報告)
「ともにつよく」(98年世界大会本人部会報告)
「こくさいれんごうによる わたしたちのためのきまり」(翻訳)

★みんながわかる新聞

「ステージ」年4回(毎日新聞記者の協力による編集)


 私はその全日本育成会事務局の熱心な編集担当者鈴木伸佳氏に協力してきた立場だが、読者層が限られ、また製作には意外に手間がかかるため出版社からみると「市場化」しにくい領域であるようだ。
 しかし視覚障害者に点字が、聴覚障害者に手話があるように、知能に障害のある人の生活と尊厳のためには「わかりやすい本や新聞」は水や空気のように必要であり、採算性が悪ければ公費で支えられるべき活動ではないか、と考えている。

(つづく)

【引用終わり】



 今の時代ネットが普及している。
 ネットの活用によって、届ければいい。
 「わかりやすい本」を電子ブックにするのだ。
 わかりやすい本の電子図書館を構築できるようにする。
 ひょっとすると、こうした試みは既になされているのかもしれないが。
  
  (ケー)
 全日本育成会では、20年ほど前「自立生活ハンドブックシリーズ」を発行していた。
 本人向けの「わかりやすい本」である。
 かつてもそうした努力が続けられていた。
 それが、今あまり活用されていない。
 どうしてなのだろう。
  
 武井光氏による「わかりやすい本」製作活動に関する、第2回目の紹介である。
 


【引用はじめ】

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n218/n218_08-01.html

月刊「ノーマライゼーション障害者の福祉」1999年9月号(第19巻 通巻218号)

知的障害のある人のための「わかりやすい本」製作活動の動き

武居光

わかりやすい本

★自立生活ハンドブックシリーズ(毎年1冊発行)

「ひとりだちするあなたに」(地域生活の案内とアドバイス)
「わたしにであう本」(知的障害とは何か。援助者向けテキスト付き)
「ほうりつの本」(知的障害のある人の権利と生活を守る法律)
「からだ!!げんき!?」(からだの仕組みと健康管理)
「ぼなぺてぃ・料理の本」(写真だけのクッキングブック)
「すき」(写真集)
「いや」(セクハラにどう対処すべきか)
「食(しょく)」(料理本の第2集)
「全日本育成会・岐阜大会本人部会・決議文」(98年大会の要望文)

(つづく)

【引用終わり】



 現在、本事務局にも上記の「ハンドブックシリーズ」は保存されていない。
 ケー自身、どんな内容かも確認できない。
 すごくもったいない。
 再発行できないものだろうか。
 こうした今までの財産を集めて、再評価してみる必要がある。
 現状において、活用することでどのぐらい役立つか試す価値がある。 
  
  (ケー)

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