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 障がいのある本人とのコミュニケーションは、支援者の対応によって問題が生ずる。
 以下は、Yes/Noサインができるので、それに頼ったやり方を活用した問題事例である。

 本論文の紹介は第199回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-4 言葉が不明瞭

A コミュニケーション(発信)を支える技法(AAC技法)

A-1 ノンテク・コミュニケーション技法を利用する

•A-1-3 Yes/Noサインでコミュニケーションする

 我々は,コミュニケーション障害をもつ人との間でYes/Noサインを当たり前のように使っている。
 Yes/Noサインで意思表示できる場合,選択肢を順に口頭で呈示して,1つずつYes/Noのサインを求めていく方法がよく用いられる。
 この方法は,一見簡単に障害のある人の意思をくみ取れるかのように見えるが,使い方によっては,誤解が生じることがある。
 例えば,外に出かけて何を食べるかを決める場合で考えてみよう。
 以下の会話をご覧頂きたい。

「ラーメンにする?」

(子どもは首を振ってNOの意志表示)

「うどんにする?」

(子どもは首を振ってNOの意志表示)

「ハンバーガーにする?」

(子どもは首を振ってNOの意志表示)

「ピザにする?」

(子どもは首を振ってNOの意志表示)

「そろそろ決めてよ。何も食べたくないの。」

(子どもは首を振ってNOの意志表示)

「それじゃあ牛丼?」

(子どもはしぶしぶYESの意志表示)

 本当はこの子どもは「お寿司」を食べたかったのだが,介助者の顔色を伺って「牛丼」で妥協したわけだ。
 いつまでも出てこない「お寿司」という選択肢を待ち続けるには,相当の忍耐が必要かもしれない。
 また,やはりラーメンの方が良かったと思い直しても前に戻ることは出来ない。
 これでは,正しい選択とは言えない。
 いくつかの選択肢をあらかじめ呈示し,その中から選んで食事しようと最初から伝えておく方が,望ましいと言える。

 また,別の問題も存在する。
 聞く側も,子どもが「牛丼」を食べたいと決定したにも関わらず,近くに牛丼屋の無いことを理由に,選択の変更を求めることはないだろうか。
 こうなると,子どもはますます混乱する。
 聞く側も,思いついたことを順に聞いていくのでなく,あらかじめ,その場で選択可能な候補を準備する必要があるだろう。
 そうすることによって子どもの決定を最大限尊重出来るはずである。

(つづく)

【引用終わり】



 本人がうまくいっているだろうと支援者もそれで満足してしまっている。
 そうした誤解が積み重なると、いずれコミュニケーション意欲も減退しかねない。
 本人が本当に満足しているかどうか確認するすべが必要だ。
 それには、今のやり方を繰り返し本人がやるかどうかである。
 それが続けてやるようだったら、そのやり方でいいということになる。
 しかし、そのやり方に乗り気でなかったりすれば、別のやり方を工夫することである。  

  (ケー)
 視線を使ってコミュニケーションを行わなければならない人もいる。
 身体的にも言語的にも困難を伴う人には、唯一のコミュニケーション手段にならざるを得ない。
 視線によってコミュニケーションするといっても、本人も支援者も互いに慣れないとうまくいかない。
 視線の動きそのものが不安定で見分けるのが難しい。
 その問題を以下の引用において指摘している。

 本論文の紹介は第198回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-4 言葉が不明瞭

A コミュニケーション(発信)を支える技法(AAC技法)

A-1 ノンテク・コミュニケーション技法を利用する

•A-1-2 視線でコミュニケーションする

 視線コミュニケーションは四肢および言語に不自由のある人によく用いられる方法だが,目で物を注視出来る必要がある。
 選択肢を示し,「どちらですか?」と質問し,相手がどこを見つめているかで意思を読み取る。
 実物提示出来ないものは写真,絵,シンボル,文字で提示するが,それらを選択する人が理解出来ているか確認しておく必要がある。
 また,選択肢が増えると,コミュニケーションボードを利用する必要性が生じてくる。

 視線でのコミュニケーションを行う場合、事前に選択肢を見せておくこと、選択肢を実際に見た時の視線の動く範囲を確認しておくことが大切である。
 これは選択肢を「探すために見たこと」と「選択肢したことを示すために見たこと」が混同されやすいためである。
 この2つが混同されるとコミュニケーションが不成立に終わってしまい、コミュニケーション意欲の減少につながることも考えられる。
 次に事前に選択肢への「視線の動く範囲」の差を確認しておくことにより細かい反応を理解しやすくなる。
 「視線の動く範囲」が分かりにくい場合には選択肢の数や位置を修正することが必要である。

(つづく)

【引用終わり】



 視線の動きが、探していることの動きなのか、それとも、選択したことを決めた動きなのか、その判別をわかるようにする必要がある。
 そのための練習が重要だ。
 支援者にとってわかりやすい手立てを試行錯誤して、本人との信頼を築くことである。  

  (ケー)
 音声といったコミュケーションが未発達な障がいのある人には、それに代わる手立てによって、より良いやり取りができるようにすることが大事である。
 本人の要求が直接行動であると、さまざまトラブルが生ずる。
 また、本人自身も発信意欲の減退にもつながる。
 少しでも、コミュニケーションギャップが生じない手立てを工夫することである。
 それには、直接行動でなく、間接的な「指差し」や「身振り」などによるやり取りを本人も学ぶようにする。
 そうした手立てを身につけることで、より良いコミュケーションとなる。

 本論文の紹介は第197回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-4 言葉が不明瞭

A コミュニケーション(発信)を支える技法(AAC技法)

A-1 ノンテク・コミュニケーション技法を利用する

A-1-1 補助手段(指差し,身振り等)を教える

 音声等,他人に理解できる形での発信手段を持たない場合は,直接行動で訴えることがある。
 例えば,空腹なため他人の食べ物を勝手に奪い取る人もいる。
 そのことが誤解やトラブルを生む一因となる。
 もし,身振りや指差しで訴えることが出来たら,周囲の人は理解してくれるだろう。

 飲み物を選ぶときに直接手でとって選択してもらうのでなく,手の届きにくいところにおいて手を伸ばしてもらうことで,手で直接つかむという行動を,手で指すという間接的な要求に変えることが出来る。

(つづく)

【引用終わり】



 指差しができるようにするには、まずすぐ必要なものが手に取れない場所に置く。
 支援者が指差ししてみて、その見本をまねできるように練習する。
 初めは、本人の手を取ってさせることも必要だろう。
 その支援を少しずつ減らすことで、自ら支援なしでもできるところまで持っていくようにする。
 段階的に学習プロセスをへることが必要な本人も多い。
 本人にとっても、支援者にとっても忍耐強いプロセスだ。
 こうした指差しなどができるようになれば、直接行動のみだったコミュケーションにくらべて、問題が大きく解消できる。         

  (ケー)
 発話における音声が不明瞭だと、相手に本人の意図が伝わらない。
 そうなると、いくら本人が言葉で伝えてもうまくいかないことを繰り返す。
 その努力は無駄になる。
 その繰り返しが続けば、言葉で伝えようとしなくなる。
 本人のコミュニケーション意欲を減退させてしまう。
 もっと本人がコミュニケーションしやすくする方策を見出す必要がある。
 そのためには、支援者が本人にとって適切な方策を試してみる。
 その中から、より良いコミュケーションの方策を導入するのだ。

 本論文の紹介は第196回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-4 言葉が不明瞭

 構音機能の発達が不十分であるために,発話が不明瞭になり,その結果,相手にうまく伝えられないことが原因で,誤解が生じることがある。
 一生懸命に伝えているのであるが,その内容が伝わらないということである。
 その結果,自分が意図していることと違った内容で相手に伝わってしまったとしたら,それを修正するのは大変な労力を要するものであると考えられ,諦めてしまうことがあるのではないだろうか。
 発信する側が自分の意図を正確に伝えるための技術が必要になってくるのである。

(つづく)

【引用終わり】



 それぞれの事例に応じた方策こそ重要だ。
 本人の音声に頼らなくてもいい方策が求められる。
 絵カードなどの視覚的情報によるやり取りが、よく用いられている。
 本人が求めるものを適切に提示できる手立てを整備できるといい。          

  (ケー)
 R男くんの事例をまた取り上げる。
 R男くんが望む店の選択を誤ってしまった。
 それがR男くんのパニックを引き起こした。
 母とのコミュニケーションギャップの原因は、母の思い込みからくるものだった。
 行きたいのはスーパーはスーパーでも別なスーパーだったのだ。
 それをデジカメで取りだめしていた写真を、R男くんに示すことで気づくことができた。
 デジカメの写真は選択肢を増やせる道具としてとても便利なことがわかる。
 今回は、そうした趣旨でこの事例を取り上げている。

 本論文の紹介は第195回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-3 語彙が乏しい

A-5-4 選択の機会を増やすには

【事例】

T-19 デジタルカメラの利用により本人の語彙を増やす

 本事例の対象は,知的障害養護学校中学部に在籍するR男である。
 写真やシンボルを使ったコミュニケーション用のボードを使った指導を行い,必要時にボードから要求などを表すシンボルカードを取って,母親や父親のところに見せにくるようになっていた。

 ある日,R男が,S店(いつもよく行くお店)のカードを取ってきたので,母親が写真のお店に一緒に行った。
 しかし,駐車場で大きなパニックを起こしてしまった。
 その日は車からも降りず,パニックになったまま帰宅した。
 母親は,今までこのようなことはなかったのに,どうしてパニックを起こしてしまったのか分からなかった。

 そこで,家から行くことが出来る他のS店の写真(デジタルカメラ)も用意することにした。
 その結果,自分が行きたいS店の写真を選択して母親のところにもってくるようになり,それまでのパニックがなくなった。
 つまり,S店といっても,R男には行きたいS店があったということであり,語彙が乏しかったために,行きたいお店を表現することが出来なかったのである。

 デジタルカメラの活用は,この場合乏しい語彙を補足するために活用出来るということである。

(つづく)

【引用終わり】



 デジカメは利用のしかたで大変便利なものになる。
 視覚情報を提示することで、R男くんの要求にもこたえることができた。
 いろんな店を写すことで、その中から行きたい店を選べることも可能にした。
 語彙の不足している障がいのある子にとっては、なかなかの便利グッズといっていい。          

  (ケー)
 調理活動は、障がいの重い人たちにとっても、関心が強い。
 コミュニケーションをとりやすい場としてもうってつけだ。
 以下に取り上げた事例は、今までも何回か紹介している。
 今回は新しい選択肢を、体験しながら導入していくという観点から再び取り上げる。

 本論文の紹介は第194回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-3 語彙が乏しい

A-5-4 選択の機会を増やすには

【事例】

T-18 体験により新しい選択肢を教える

 重症心身障害児(者)通園事業Eでは,毎年3月に「家族を招待する企画」を計画する。
 その企画の中核になっているのが,利用者の方が調理し(シンプルテクノロジーを使用し参加),家族に昼食をもてなす「ビストロE」である。

 この「ビストロE」で出すメニュー選びはとてもユニークで,1年がかりで,2段階に分けてその日に調理するメニューを決める。

 Eでは,年間を通じて「調理(クッキング)」が活動のメニューの1つになっている。
 そのクッキングのうち好評だったメニューの上位3つを選ぶ(第1段階)。
 その3つのメニューを2月の活動の中で再び調理し,その上で家族をもてなすメニューを決める(第2段階)。

 Eの利用者は重度な方が多く,言葉でのコミュニケーションはほとんどできない。
 それまでにも写真や絵カードを使ってきたが,一部の利用者を除いて選んでもらっているという実感が持ちにくかった。
 今のような方法に変えることによって,ことばや写真で選べる人はその方法で,難しい人はその時食べた様子を参考にメニューを決めることができるようになった。

 また年間のクッキングの中では,新しいメニューを少しずつ組み入れ,選択の幅を増やしている。

(つづく)

【引用終わり】



 「ビストロE」と称した調理活動によって、「家族を招待する企画」である。
 1年間の成果を家族にも見てもらい、コミュニケーションの発達を多くの人に理解してもらう試みでもある。
 重度の障がいのある人が、みなしてもらって活動しているのでないことをわかってもらおうということだ。
 1年間を通じて本人たちにとっても分かりやすい段階的な工夫に努めた活動である。
 本人たちも興味深い活動を通じて、より良いコミュケーションを模索したものとして評価できる。          

  (ケー)
3月9日(木曜日)
天童市総合福祉センターで開催予定
「知的・自閉性障がい者サポーター(理解者)養成講座」


おかけざまで定員50名に達しましたので
申込を締め切らせていただきます。


みなさまお申込みありがとうございました。
当日のご参加をお待ちしております。


これから申し込みをしようとしていらした方は大変申し訳ありませんでした。
また、このような機会があるかもしれません。
その時はどうぞよろしくお願いいたします。

ご訪問ありがとうございます。事務局(F)


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障がいのある人にとって、さまざまな制約があって生活経験が狭いことが多い。
 経験値を増やす手立てが必要である。
 それもただ計画性もない対応では、本人が混乱してしまう。
 語彙を増やすためにも、本人にとって適切な対応が求められる。
 まず、生活に必要で身近なものを確実に選べるようにすることである。
 それが以下の引用の内容である。
 この内容も以前取り上げたことがある。

 本論文の紹介は第193回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-3 語彙が乏しい

A-5-4 選択の機会を増やすには

 いつも同じ選択肢ではなく,少しずつ新しい選択肢を導入していく。
 新しい選択肢は経験したものでなければ分からないため,試して選ぶという順序が大切である。
 例えば,ある人に「オレンジジュース?」,「グレープフルーツジュース?」と聞いても,飲んだことがなければ分からないはずだ。
 まずは一口飲み物を口に入れてみる必要がある。
 その人に合った選択の方法で様々な選択肢を経験する必要がある。
 ただ,人によってはあまり新奇な刺激を好まない人もいる。慣れたものに近いところのものから徐々に広げる必要もある。

(つづく)

【引用終わり】



 本人が興味関心の強いものから、少しずつ広げていくのである。
 本人は何に興味があり、どんなことだったらできるか、詳細なリストを作成するといい。
 そこから、次にどんなことができるようにすればいいか、見通しが立てやすくなる。         

  (ケー)
3月9日(木)10:00~12:00に開催予定のセミナー
「知的・自閉性障がい者のサポーター(理解者)養成講座 への参加申し込みですが、
残り席が少なくなってきました。
サポ養成1

締切は2月28日(火)となっておりますが、定員50名に達した時点で締め切らせていただきます。
現在、参加をご検討中の方はお早めにお申込みいただくようお願いいたします。
体験用の道具の関係で、50人以上の参加は受け付けることができません。
なにとぞご了承いただきたいと思います。

ご訪問ありがとうございます。事務局(F)


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 言語発達に障がいのある人の理解語彙がどの程度か把握しておくことが重要である。
 支援者とのスムーズな関わり方ができるようにする。
 そのための手がかりとなる。
 音声による理解ができないことも多い。
 そうであれば、視覚的な手がかりによるものを導入するといった対応が必要だ。
 本人が反応できる手がかりを見出すことである。

 本論文の紹介は第192回目である。 



【引用はじめ】

http://web.econ.keio.ac.jp/staff/nakanoy/article/self_determination/report02.html
第1部 障害のある人の自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル
     主任研究者 中邑賢龍(香川大学)
     分担研究者 中野泰志(慶應義塾大学)
              坂井聡(金沢大学大学院)
              岩根章夫(姫路市総合福祉通園センター)
              中澤惠江(国立特殊教育総合研究所)

自己決定・自己管理を引き出すためのマニュアル

6 コミュニケーションが広がらない

6-B 誤解が生じる

6-B-3 語彙が乏しい

 言語に発達障害をもつ人たちにとって,理解することが出来る語彙の少なさから来る問題は大きい。
 日常的に耳にすることばの場合は,比較的理解していることも多いと思われるが,そうでない場合は,理解することが出来ない場合も多いに違いない。
 例えば,理解できる語彙が?,○,△だけしかなかったときに,「象の絵を描くように」と言われても,誰も描くことはできないはずである。
 だとすると,別の方法で分かるように伝える工夫をしなければならないということになる。

(つづく)

【引用終わり】



 言語といった抽象的なものでは、うまく関わりが持てない。
 そうなれば、本人にもわかる具体的な手がかりを見出す努力こそ必要なのだ。
 特定の人と、特定の手がかりによってより深い関係をまず築く。
 そこから少しずつ広げていく。
 そのためにも、計画性が大事になる。        

  (ケー)

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