Photo Gallery

山形県手をつなぐ育成会の会報
第43号「手をつなぐ親たち」が出来上がってきました。
後期手をつなぐ親たち(縮小1)

後期は、様々な研修会がギッシリありましたので、
その報告や、参加した方々の感想など、読み応えのある内容になっています。

後期手をつなぐ親たち(縮小2)


予定よりも出来上がりが早かったので、
まずは明日の理事会で理事の方々にお渡しいたします。

会員の皆さまには、3月10日(木)に開催する予定になっておりますが、
市町村支部育成会会長・事務担当者等研修会に参加いただいた
支部には会員分をお渡しいたします。

今回参加できなかった支部には後日、発送いたしますので、しばらくお待ちください。


ご訪問ありがとうございます(F)

← よろしければポチッとお願いします。





 スウェーデンでは、やさしく読める本というのがある。
 知的障がい者用に開発されたものである。
 1960年代から作成されている。
 知的障がい者も本が読めるような対策がなされていた。
 本を読ませたい、読みたいといったニーズがあったことになる。
 そういう問題意識をもって対応した人たちがいたということである。
 以下、内浪文子氏の論稿からの引用だ。
 内浪文子氏の論稿の第5回目として紹介する。



【引用はじめ】

2015.07.28 Tue
知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学
http://synodos.jp/welfare/14700/2

知的障害者に対する情報提供の現状

 諸外国には知的障害者に対する情報提供の実践があります。
 例えば福祉先進国と言われるスウェーデンでは、1960年代後半から、司書や障害者団体によって本を読むことが難しい人々が読めて理解できる文学が必要であることが主張され、「LLブック」(やさしく読める本)の作成が始まりました。(注1)

 (注1) 原語(スウェーデン語)ではLL-bokと称されます。
 LLは「読みやすい」ことを意味する単語であるLättlästの略です。
 日本国内でも「LLブック」と称される本もあります。
 なおLLは英語圏ではeasy-to-read,plain text,accessible writingなどと表現されます。

 さらに、知的障害者や言語的困難を抱える人々の読書活動が推進されています。
 読みやすさに配慮された『8SIDOR』という代表的な新聞及びウェブサイトもあります(注2)。

 (注2)  「8SIDOR」は現在では知的障害や発達障害のある読者だけでなく、移民などの言語的な困難を有する人々も読者となっています。

【引用終わり】



 スウェーデンにおいては、知的障がい者だけでなく、移民問題への対策でもあった。
 母国語に問題を抱えた人たちへの解決策として、やさしく読める本が作成されていた。
 日本では、そうしたニーズを切実なものとして、今まで捉えることがなかった。
 本人からの声もほとんどなく、家族や支援者等も代行することでやり過ごしてきた。
 しかし、少しずつ本人活動が盛んになってきている。
 本人も主体的に要求することが出てきた。
 もっとわかりやすく情報を伝えることのニーズが高まってきている。
 知的障がい者が求める合理的配慮といっていい。
 
(ケー)
 知的障がい者に対する情報提供が不十分だ。
 当事者を想定した内容になっていない。
 そうした努力はほとんどなされていない。
 当事者をそもそも無視した対応が今までずっと続いてきている。
 内浪文子氏は以下でそのことの問題を指摘している。
 内浪文子氏の論稿の第4回目として紹介する。



【引用はじめ】

2015.07.28 Tue
知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学
http://synodos.jp/welfare/14700/2

知的障害者への情報提供の必要性

 時事情報等の公共性の高い情報だけでなく、障害者の生活に具体的に影響のある政治や社会の動き・福祉サービスの変化・個別支援計画や契約書類の詳細・成年後見制度など、知的障害者の生活に必要な情報は多いはずです。
 しかし、その人の人生や生活に大きく関わる話題であっても、時に「難しいから」という理由で当事者を飛び越えて説明が行われることもあります。

 そうした現状に対して下記のように、知的障害のある本人や支援者からわかりやすい情報提供を求める声が上がりはじめています。

 「自分たちは かんがえても うまくひょうげん することが むずかしい。
 どこが 人と ちがうのか あいてに つたえることが むずかしい。
 おや まわりの人の つごうで ふりまわされている。
 自分たちが どうやって わかりやすい じょうほうを もらい けいけんをし、たっせいかんを えていくかです。
 そのために じょうほうの バリアを なくして ほしい。
 それが ごうりてき はいりょ です」(原文ママ)
 (土本秋夫(2011)「バリア(かべ)とおもうこと」『ノーマライゼーション』31(12),31-33.)

 上記の文章は、知的障害のある方によるものです。

【引用終わり】



 障がいのある当事者も上記のように情報のバリアをなくしてほしいと訴えている。
 自分なりの都合が聞いてもらえない。
 相手の都合が優先されてしまう。
 それも情報の理解が十分できないからと決めつけられるせいだ。
 もっと当事者にもわかりやすい情報を与えてほしいと望んでいる。
 分かりやすい情報提供のあり方こそ必要である。
 
(ケー)
 今までずっと知的障がい者に対しては、主体的に情報アクセスすることを考えてこなかった。
 支援者が知的障がい者の意を汲み取る形で、対応することで良しとしてきた。
 しかし、本当にそれで良いかと以下で問題提起している。
 内浪文子氏による問題提起だ。
 内浪文子氏の論稿の第3回目として紹介する。



【引用はじめ】

2015.07.28 Tue
知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学
http://synodos.jp/welfare/14700/2

知的障害者への情報提供の必要性

 実際、情報機器を使用する際や日常生活における情報伝達において、知的障害者自身が情報アクセスの主体であるということは、本人にも支援者や家族にも意識されにくい状況にありました。
 情報伝達やコミュニケーションが難しければ家族や支援者が代読・代筆や意思伝達をすればよいという考えが主流であったからです。

 ですが、知的障害者がいつでも家族や支援者から援助を得られる状況にあるわけではありません。
 また、時には家族や支援者こそが意識的・無意識的に情報伝達やコミュニケーションを妨げてしまう場合もあります。

 「自分たちは かんがえても うまくひょうげん することが むずかしい。
 どこが 人と ちがうのか あいてに つたえることが むずかしい。
 おや まわりの人の つごうで ふりまわされている。
 自分たちが どうやって わかりやすい じょうほうを もらい けいけんをし、たっせいかんを えていくかです。
 そのために じょうほうの バリアを なくして ほしい。
 それが ごうりてき はいりょ です」(原文ママ)
 (土本秋夫(2011)「バリア(かべ)とおもうこと」『ノーマライゼーション』31(12),31-33.)

上記の文章は、知的障害のある方によるものです。

【引用終わり】



 知的障がい者も自ら情報を理解し、情報発信できる仕組みがあってこそ、より良い生活となる。
 もちろん、知的障がい者はそれぞれ障がい程度・状態が異なるので、情報アクセスのあり方も異なる。
 一律な情報提供でいいわけではない。
 その難しさはある。
 まず、個別に合った対応から少しずつ広げていく。
 どんな工夫があれば良いか。
 どういう人にはどんな工夫が適切か。
 どんなところにネックがあり、どういう人には限界があるか。
 さまざま試みて、有効な方策を積み上げていく情報支援センターの設置を考えられないものだろうか。
 
(ケー)
 知的障がい者は、社会の中で主体的に活動することが期待されてこなかった。
 最近ようやく本人活動の重要性が取り上げられるようになってはいるが。
 このことが、知的障がい者向けの情報アクセスを考えられてこなかった原因でもある。
 そのへんの事情について、内浪文子氏は以下のように述べる。
 内浪文子氏の論稿の第2回目として紹介する。



【引用はじめ】

2015.07.28 Tue
知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学
http://synodos.jp/welfare/14700/2

知的障害者への情報提供の必要性

 知的障害者の情報理解が不十分なのは単に文章や内容が難しいからなのでしょうか。
 私たちでも難しさを感じるのは、大抵の場合「読み手に適したかたち」になっていないことがほとんどです。
 これまで、知的障害者がさまざまな情報に「直接」アクセスすることは、日本の社会においてほとんど想定されてこなかったと言えます。

 実際、情報機器を使用する際や日常生活における情報伝達において、知的障害者自身が情報アクセスの主体であるということは、本人にも支援者や家族にも意識されにくい状況にありました。
 情報伝達やコミュニケーションが難しければ家族や支援者が代読・代筆や意思伝達をすればよいという考えが主流であったからです。

【引用終わり】



 知的障がい者は、社会の中で常に庇護された状態でよいされてきた。
 それが知的障がい者向けの情報アクセスの必要性が考えられてこなかった原因なのだ。
 みな支援者が代行して間に合わせてきたのである。
 知的障がい者が直接情報にアクセスして主体的に活動することを妨げてきたと言える。
 そのことの理解は、世の中の人はもちろん支援者にとっても、あまり重要視されてこなかったのである。
 
(ケー)
明日(26日)は、手をつなぐ育成会東北ブロック協議会が宮城県で行われます。

ということで、明日は事務局が留守になります。

ご迷惑をおかけしますがご了承ください。

H27知レク準備 (3)
本年度の最後の研修会になり、現在参加申込みの受付をやっております
「平成27年度山形県市町村育成会支部会長・事務担当者等合同研修会」
締め切りが3月1日(火曜日)までとなっております。
フラワー

開催日時:平成28年3月10日(木) 13時~15時
開催場所:山形県総合社会福祉センター4階大会議室
     山形市小白川町2-3-31 TEL:023-623-6572 FAX:023-623-6571

「親亡き後に備え、障がいのある子のためのお金とリスクに関することを学ぶ」
【障がいのある方の”お金とリスク”のはなし】
~ライフステージに沿ったライフプランの概要~

講師:富岡 竜一氏  ぜんち共済株式会社取締役


今回は、会長・副会長・事務担当者の他、一般の会員さんの参加も可能です。
ぜひ、地元の育成会を通して県育成会事務局までお申込み下さい。

なお、参加費は無料となります。

ご訪問ありがとうございます(F)

← よろしければポチッとお願いします。


 知的障がい者の多くは、複雑な現代社会の中の難しさの中で生きている。
 ひんぱんにやり取りされる情報交換においては、つんぼ桟敷に置かれることが多い。
 そのへんの事情について、内浪文子氏は以下のように述べる。
 内浪文子氏の論稿の第1回目として紹介する。



【引用はじめ】

2015.07.28 Tue
知的障害者への情報提供――わかりやすい情報提供の実現に向けて
打浪文子 / 障害学
http://synodos.jp/welfare/14700/2

知的障害者への情報提供の必要性

 区役所・病院・銀行・法律関係などで手続きをする際、書類や説明のわかりにくさに頭を悩ませた経験はないでしょうか。
 また、何かの会議や話し合いに参加する時、資料が外国語や専門用語だらけだったらどうでしょうか。
 そんな場面に遭遇した時、「誰か、わかるように説明してください」と言いたくなるでしょう。

 知的障害者は日常生活において、そのような言葉の難しさと、その場からの疎外を常々感じています。
 情報認知や理解、意思疎通やコミュニケーションに難しさを抱える知的障害者にとって、一般的な文章表現や表記はわかりやすいものではありません。

【引用終わり】



 私たちは情報社会の中で生きている。
 日常生活において、買い物、交通機関の利用、ATMの利用、携帯電話の利用等、知的障がい者にとっては慣れるまでハードルが高い。
 知的障がい者が利用しやすい手立てを世の中に行き渡らせる必要がある。
 4月から差別解消法が施行される。
 これをきっかけに、知的障がい者にとっての合理的配慮を広められるようにしたい。
 知的障がい者にとって、わかりやすい世の中になるように。
 それには、わかりやすい表示やことばの重要性を理解してもらうことである。
 
(ケー)
 今まで、「知的障害者が幸せな相続をするために」のテーマで10回にわたっての講演要旨を紹介してきた。
 山賀良彦(行政書士)氏の講演に関するものである。
 講演で取り上げた項目を一括して以下に引用しておく。
 参考にしてください。
 山賀良彦氏のものは第11回目となる。



【引用はじめ】

http://www.so-nanda.com/topics_100704.html

NPO法人勉強レストランそうなんだ!! TOPICS

平成22年度自立支援講座

◎ 知的障害者が幸せな相続をするために Part1 2010.5.30

 ● まずは財産の見直しを、「結局は自分の問題」
 ● 成年後見制度を考えると、「相続」や「遺言」の問題は避けて通れない
 ● 遺言もなく相続手続きもせずほっておくと権利関係は複雑に散らばりやすい
 ● 「家系図を作って法定相続のシミュレーションを」
 ● 「特定の人(障害の子)に、特定の財産を譲りたい」場合は遺言を
 ● 知的障害の子が他の子より相続財産を多くすべきか少なくすべきか
 ● 相続・遺言は、障害の程度、家族構成などで大きく異なり、結局は自分の問題

◎ 知的障害者が幸せな相続をするために Part2 2010.7.4

 ● 知的障害者本人だけでなく、その家族も幸せも
 ● 「今、遺言ブームなのかもしれない。では障害者はどうすればいいのか」
 ● 遺言がないと法定相続により、複雑な共有関係が生じやすい
 ● 安易な遺言は後になって問題も、「家族全員で遺言を考えては」
 ● 「相続・遺言」は本人の「自立・保護」とセットで考える
 ● 視野に入れたい成年後見制度の活用

【引用終わり】



 以上において、まとめると次のようになる。
 1 財産の見なおしを今のうちから
 2 成年後見制度の活用
 3 相続・遺言は家族全員納得できるものに

 
(ケー)
開催地の神奈川県育成会さんより、全国大会のチラシを送っていただきました!
神奈川大会チラシ

詳細が書かれてある要綱は本日中に山形県手をつなぐ育成会のHPから見ることができるように
HP担当者が準備しておりますので、お楽しみにお待ちください。

ご訪問ありがとうございます(F)

← よろしければポチッとお願いします。

WHAT'S NEW?