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天童市育成会の会員さんの長男さんが始めた「えびやき屋 むぎわら」
先週の開店の日には、繁盛しすぎて買えなかったのですが、
ようやく今週はお店で食べてくることができました。

しかーし!カメラもスマホも持っていくのを忘れていました。
( *´艸`)食い意地しかなかった(*´з`)

でも、お土産を買ってきたので、そちらの写真で勘弁です(/ω\)

えびやき (1)

このシールは次男くんが貼ってくれたらしい。
Kくん、アルバイト料弾んでもらってね!


これは、ソースマヨ

私が食べてきたのは、おろし天つゆ だったのですが、
これも、アツアツのえびやきにピッタリでした。


今日はお母さん(会員さん)もお手伝いしていて、
私がお店に入っていったら、
「昨日ね、また、あのぼくちゃんとママが遠いのに来てくれたのよ」
と教えてくれました。

いつも育成会のブログを見てくださっている庄内地方の会員さんが
土曜日に「えびやき屋」さんに足を運んでくださったようです。

実は、この方、以前にもこのブログでもご紹介したことがある方で、
私もいつもこのママさんのブログにお邪魔させいただいています。

今回のことも、コメント返しで教えていただいていたので知っていたのですが、
なんか、まるで親戚のおばちゃんにでもなった気持ちで嬉しかったです。

またご紹介させていただきますね!

けせらせら☆なるようになるや~

それにしてもえびやき屋のお母さん(会員さん)
今日は息子さんのお店をお手伝いしていたわけですが、
お店に来たお客様から「夫婦でお店をやってるの?」
今日だけでも、お二人からいわれたそうで、( *´艸`)
お母さんはニコニコ嬉しそうだったのですが、
息子さんはムスッとして「違いますっ!」
と否定していたそうです。そりゃそうだよねぇ(;^ω^)

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 赤ちゃんの時、養育者とどんな関係があったかはとても重要である。
 赤ちゃんを育てる人は、泣いたりすれば抱っこしたり、おっぱいやったり、オムツを換えたりする。
 そのことで、赤ちゃんは心地よさを感じる。
 赤ちゃんは養育者を信頼し、関わりを強めることになる。
 そうした赤ちゃんと養育者の絆ができることを以下に述べている。
 
 本調査報告書の紹介は68回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第2部 障害者のいない家族との比較編

学習会報告(3)
「アルコール依存症者がいる家族」について
講師:水澤都加佐 氏 
ヒーリング&リカバリー インスティテュート所長

4. 子どもが成長するために必要なもの

(1) あかちゃんは笑ったり、泣いたり、おっぱいを飲んだり、寝る、排泄する、目で追う等の行動をします。
 これらは本能でしていることです。
 誰かが教えたのではありません。
 そして赤ちゃんが本能でしていることに対して、子育てをしている人、お母さんの場合もあるし、おばあちゃんかもしれない。
 そうした人たちは、あかちゃんが泣いたら抱っこします。
 赤ちゃんのアクションに対して、親、あるいは養育者がリアクションをします。
 このやり取りがコミュニケーションです。
 コミュニケーションが多ければ多いほど育てている人と赤ちゃんとの間に絆ができます。
 この絆が出来ることがとても重要なことです。
 もし泣いても誰もかまってくれなかったら赤ちゃんはいずれ疲れ果てて寝てしまいます。
 数時間してまた空腹と濡れたオムツの不快感でまた泣き、助けて欲しいというサインを発します。
 コミュニケーションがあって絆ができた赤ちゃんは、「私は愛されている」、「私は生れてきてよい存在だ」、こういうことをおそらく感じているだろうといわれています。
 この絆ができた人が大人になった時の失恋は、単なる失恋です。
 この絆ができないまま大人になった人にとっての失恋はこの世の終わりです。
 絆ができたかどうかで違います。
 したがってあかちゃんの時に十分なスキンシップとケアが必要です。

【引用おわり】



 赤ちゃんと養育者の絆がしっかりしていれば、精神的に強い大人になる。
 ところが、赤ちゃんの時、不安定な関係であった場合は、少々の問題でも精神的に大きなダメージを受ける。
 赤ちゃん時代の愛着関係は成長過程にとってとても重要である。
 
(ケー)
 家族としての機能が充分果たされるための条件は何か。
 それは安心・安全が保たれていることだ。
 機能不全に陥っている家族は、それが不足している。
 それを以下で指摘している。
 
 本調査報告書の紹介は67回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第2部 障害者のいない家族との比較編

学習会報告(3)
「アルコール依存症者がいる家族」について
講師:水澤都加佐 氏 
ヒーリング&リカバリー インスティテュート所長

3. 機能不全家族とは

 そもそも、家族というのは 2 人以上の人が一緒に生活をし、愛情か血液で結びついている集合体です。
 利害で一緒に住んでいるというのは家族とはいません。
 家族が何をしているのか。
 眠る、食べる、入浴する、話し合う、子育てをする…実にいろいろなことをやっていくのが家族という場所です。
 こうした家族の機能が成り立つ大前提に必要なものは、安心感、安全性です。
 これがなければ、家族の機能はどれひとつとして出来ません。

 夫も、妻も子どももそれぞれ必要とするものがあります。
 機能不全家族というのは機能が十分にはたせていないということですから、言い換えれば家族を構成している一人が必要としているものに応じられない家族というのが、機能不全家族ということです。
 たとえば、安心感がない、お金がない、必要なものが買えないというのは機能不全家族です。
 障害がある子どもや病気の人がいるだけでは機能不全家族とは言いません。
 ただ、その人に親が集中しなければならず、他の子どもはどうしても同じように構ってもらえないとなると、他の子どもにとっては機能不全家族と考えざるを得ないのです。
 それはある時期、いたし方のないことですし、 永遠に続くものではなくいつか解消されますが。

【引用おわり】



 常に不安にさいなまれ、危機的な状況にあるとしたら、居ても立っても居られない。
 機能不全の状態にある家族とは、そんな風である。
 そうした環境で育つ子どもは、毎日がつらい。
 親は目の前の問題だけに気を奪われている。
 他の子どもたちはどうしても後回し。
 それに耐えているのが注目されない子どもたちと言っていい。
 良い子でいなければならない子どももストレスを抱えて育つ。
 それが一時的であったとしても、つらい時期を過ごしすことには違いない。
 なんとか耐えられる子がいるが、耐えられずいろんな不調に悩まされる子もいる。

(ケー)
さて、1日飛びまして今回は栃木県宇都宮市で行われた
権利擁護セミナーの午後の部の報告です。

でも、最初から謝っておきますが・・・
内容については、あまりにも濃すぎて書ききれません!
解りやすく書ける腕もありませんしね(*´з`)

それで、パワポの画面をバシャバシャ写真に撮ってきましたので
それを見て想像してください!
(ガラケーでこのブログを見てくださっている方は読みにくいかも)(;´Д`)

まず午後からはシンポジウム
「育成会の親だから出来る知的障害理解・啓発活動」
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千葉県育成会から権利擁護委員会委員長の村山 園さん
大田区知的障害者育成会 会長の 佐々木 桃子さん
滋賀県手をつなぐ育成会 理事長の 崎山 美智子さん

3人とも午前中の爆笑セミナーを見てからの登壇でしたので、
みなさん「笑いを取るスキルがなくてすみません」とおっしゃっていました。

こちらは助言者をしてくださった 関哉 直人弁護士
山形にも「成年後見制度」の研修会でおいでいただいたことがあります。
相変わらず、やさしげで爽やかな先生でした。
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千葉県でも大田区でもキャラバン隊をつくって
地域の皆さんや学校などに出向いて
知的障害の誤解されやすい行動などを理解してもらえるように
知的障害の疑似体験などを取り入れて活動をしていらしゃいました。

また、現在ではダウン症の書道家として全国を飛び回っておられる
金澤翔子さんも大田区育成会の会員さんだということも紹介しているそうです。

そしていろいろ説明した最後には一番伝えたかったこととして

「心のバリアフリー」
しょうがいがあっても、みんなと同じ
時々、まわりの人がこまることもあるけれど、
本人はこまらせようとしてやっているわけではない
みんなの心の中にある「変な人」というバリアを取り払ってね。


活動をしていると子どもたちの反応がとても早くて素晴らしいそうです。

また、滋賀県では「取り調べの可視化」が言われるようになった
2010年から警察学校で「新任警察官研修」として
育成会が知的障害者理解のための研修を引き受けています。

そして、昨年からはベテランの警察官向け「適正捜査専科教養講座」も
育成会が担当しているということです。

全国の育成会に目を向けると結構いろいろとやってますよ!
この方々のお話しを聞いていると「もう年寄りだけでなにもできない」
と言っている全国の年配会員さんにこそ聴いてほしいセミナーだと思いました。

さてさて、次は内容盛りだくさんのお話しをしてくださった
毎日新聞論説委員  野澤 和弘さんです
私もこの方の書いた本「あの夜、君が泣いたわけ」を持っています。
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ここからは内容をまとめる力のなさから写真を掲載しまくります。
改めて障害者虐待防止についてと、差別解消についてのお話しでした。

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そして、つい最近のことですが、
自分が働いている事業所で虐待と思われる行為があったことを
上司に報告したところ、上司から取り合ってもらえず、
虐待防止法にのっとってやむをえず市役所に通報をした職員さんが(通報は義務です)
逆に事業所から名誉棄損で訴訟されるということが埼玉県と鹿児島県で
起こっているそうです!
正しいことをしている職員が逆訴訟されるなんて良い訳がありません!
こんなことが全国でまかり通るようになれば何のための法律なのかわからなくなってしまいます。

そして、袖ケ浦での残酷で悲しい事件
あの事件の何年も前にも内部告発があったそうです。
それは事件として大きく取り上げられることはなくもみ消されたそうです。
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卑劣で残虐な行為が横行していたのです。
あまりのおぞましさに震えがきてしまいます。


そして、またあの悲しくて残虐な事件が起きたのです。
以前の告発のときに実名が上がった14人の職員の中で
首謀者として名前が挙がっていた職員は、なんと昨年の事件の時には
常務理事として残っていたのだそうです。
呆れ返ってしまいます!!!
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この一番下の文章ですが、「いつも心の中では泣いていました」
と書かれています。

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たった一度ならいいじゃないかと私たち親も思ってしまいがちですが、
そうではないらしいです。

たった一度のことを後悔し続け、日々支援にあたっているこのような支援者さんもいるってことが
わかったことも収穫でした。

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さて、差別解消法です。
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浦安市は差別をしたり合理的配慮をしなかった場合は職員を懲戒と明文化したのです。
すごい覚悟です!
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厳しいパワポを並べてしまいましたが、
野澤さん自身も結構重度の自閉症を持っているお子さんがいますので
スーパーでの失敗談やお父さんたちの心の傷についてなども
笑いをいれながらお話ししてくださいました。

今回は1日掛かりのセミナーで、最初はちょっと長いかな・・・
と思っていたのですが、実際に参加してみるともっとじっくり聞きたくなる話が多く
本当に参加して良かったなぁ~~~と思いなおしました\(^o^)/

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アルコール依存症者のいる家族の子どもはどのように成長するか。
 良い子でいようとがんばりすぎて、精神的な症状が現れるケースが多い。
 その概要が以下に語られる。
  
 本調査報告書の紹介は66回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第2部 障害者のいない家族との比較編

学習会報告(3)
「アルコール依存症者がいる家族」について
講師:水澤都加佐 氏 
ヒーリング&リカバリー インスティテュート所長

2. アルコール依存症者のいる家庭の子どもの心、顔

 子どもはがんばらないといけない、自分さえ良い子であれば何とかなるのではないか、せめて自分だけは問題を起こすのは止めようと思うのです。
 お母さんの期待に沿っていかなければいけなく、良い子で生きていくようになります。
 自分の意志力に過度に依存をしながら頑張り続け、そしていつか切れる時期がきます。
 全てに反応しやすくなり、強迫的に人のことを世話やきたい、助けたいという願望があったり、 不眠症、あるいは感情が麻痺するということもあります。
 本当はつらくて悲しくて生きているのがどん底ですが、それをかろうじて理性で自分の否定的な感情をコントロールします。
 これが『不安と恐れの顔』です。
「いったいこれから我が家はどうなるのか。私の人生はどうなるのか」。

 また、『怒りの顔』もあります。
 「何なんだ、 この家は。いい加減にしてくれ」。
 しかし、生活の問題もあるし、世間体もある、その他もろもろの問題があって現実的には親は離婚するのは難しい。
 子どもも家を出られない。

 そして子どもは期待に沿いながら、『なんでもない、私は OK 顔』で生きていきます。
 非常にクールに生きていきます。
 自分のつらい感情を否認して、しかしストレスに関連した疾患を沢山抱え込みます。
 頭が痛い、胃の調子が悪い、眠れないなどです。
 そして自己否定感、 罪悪感などを抱えながら子ども達は成長し、大人になります。

【引用おわり】



 アルコール依存症者のいる子どもは、家族に対する恨み・つらみを隠しながら、ストレスフルな疾患をかかえ、がんばっている。
 自分だけではどうしようもないことに対する罪悪感はぬぐいきれない。
 解決できない焦りと嘆きが成長に影響する。
 大人になっても不安定感が続く。

(ケー)
昨日の26日(木)は、今年度最後の活性化事業として
「子ども期支援の重要性」の研修会が山形市で開かれました。

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講師は、先月に新庄市での研修会でも来ていただいた
はとぽっぽ倶楽部代表の佐藤恵美子さんです。

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今回はこじんまりと、アットホームな感じでの研修会になりました。
参加者さんたちも、しきりにメモをとりながら真剣に聴いていらっしゃいました。

そして、今回は参加者さんたちが少なかったことで、新庄での研修会よりも
お1人おひとりの今の状況、子育てをしていく中での悩みなについてなど
アドバイスをうけておられました。

今回の参加者さんのなかにも事業所のスタッフさんも来てくださっておりました。
「これまで、これほど親御さんの気持ちに寄り添えていただろうか」
と自分を振り返ってくれた発言をしてくださったのを聞いて、
あ、また良いスタッフさんが増えるな(*^-^*)と、とても嬉しくなりました。

もうお1人は、スタッフになられて日が浅いようで、
障害福祉に興味を持ってくれたキッカケを話してくださり、
ホ~そういうところからこの業界に来てくれたのか、と親としてはとてもありがたかったですし、
本当になんでも吸収しようとしてくださっていることも嬉しかったです。

昨日書いていただいたアンケートから少しご紹介します。

★今の自分に深く入る話ばかりで、これからの育児の励みにしようと思いました。
 佐藤さんのお話しの場があれば、もっと参加したいと思いました。

★お母さんは療育する人ではなく、裏切らずに守ってくれる存在であることが
 大切なんだと改めて思いました。
 出来ないことがあっても(私も子供も)少し大目に見ようと思います。
 小さい頃から良いこと、ダメなこと、自分でできるべきことなどを少しずつ教えていきたいです。

★今、子どもに大切なことを教えていただき大変参考になりました。
 私も上手にリフレッシュし、心にゆとりをもって、子どもと関わっていきたいです。

ここからはおそらくスタッフさんではないかなと思います。
☆お話しをうかがって子どもへの支援の必要性はもちろんのこと、
 親自身の気持ちへの支援が大切であることを改めて思った。
 支援する側(育てる側)が、心にゆとりがなければよりよい支援は
 できないのだなと思います。

☆私はまだ初心者で、今回とても勉強になりました。
 これから色んな悩みも出てくるとおもいますが、
 今日の話を思い出し、初心に返りながら頑張ります。

そして、この研修会の前日に私(F)が全国手をつなぐ育成会の権利擁護セミナーに
参加してきた中で、年齢に応じた指導を受けずに大人になり、
小さい子どもがオシッコをするように、ズボンと下着を太ももまでさげて
お尻をペロンとだした状態で用を足しているのを見かけた住民の方から
不審者(露出漢)としてして通報されてしまったことを聞いてきたと話したところ、
講師の佐藤さんから、そのような話はたくさん持っている。
ということで、改めて「発達年齢」ではなく「本来の年齢」にあった
支援・指導の必要性などもお話ししてくださいました。

親は、一つのことができるととても喜び、それでそのことはOKとなり、
年齢が上がってもそんなものだと疑問を持たずにいる事があるのかもしれません。
特に社会的に許されない行為は、障がいがあろうがなかろうが
何度も何度も教えていかなければならないとおもいました。
それは、親も支援者も同じ思いで接していくことが重要なのかもしれませんね。


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 アルコール依存症がいる家族は、互いのつながりがぎくしゃくしてしまう。
 否定的感情の渦に巻き込まれる。
 そうした感情から抜け出せなくなる。
 不信の塊の中で生活することになる。
 以下そのあたりのことが説明されている。
  
 本調査報告書の紹介は65回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
平成20年6月発行
財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
http://www.niceheart.or.jp/jigyonaiyomenu/kazokusien/

第2部 障害者のいない家族との比較編

学習会報告(3)
「アルコール依存症者がいる家族」について
講師:水澤都加佐 氏 
ヒーリング&リカバリー インスティテュート所長

1. アルコール依存症が家族にあると、家族はどうなるか

(1) 家族全員が否定的な感情に支配されます。
 父親(夫)が依存症だと、奥さんは、「何で私はこんな人と一緒になってしまったのか」 と考え、子どもも、「何でこんな家に生れなけ ればいけなかったのか」となるのです。

(2) 家族はみんな自分に焦点が当たらなくなります。
 健康でお互いを尊重し愛情がある両親の元にいる子どもは、安心して成長できます。
 家庭は子どもにとって安全な場であるべ きなのです。
 そういう家庭では、子どもも夫も妻もちゃんと家に帰ってきます。
 ところが、父親がアルコールの問題を持つと、夫婦は大体背中を向け合います。
 原因がアルコール問題に限らず、夫婦関係が悪いと、子どもは外にいかなくなります。
 大人は外に行ったきり戻ってきませんが、子どもは自立していなくお金もないので家に引きこもるようになります。
 外の生活(学校や友人との関係)から生ずるストレスを断ち切るのです。
 そして、子どもは、「今日、 お父さんは飲むのか」「両親はまたけんかするのか」、ということに関心を向けます。
 次第に子どもは自分に焦点が当たらなくなるのです。
 依存症者の家庭ではこのような生活が10年 も20年も続きます。
 夫婦間でこのような関係が長く続くと、お母さんは子どもに、二人の関係やお父さんのことを「お父さんのようにならないで」「結婚なんてするものではない」 などと話します。
 お母さんは子どもに不平不満をこぼし、子どもに相談をしているのです。
 ということは、子どもの人生に侵入しています。
 子どももこの二人の関係を何とかしなければここにとどまれないと感じます。
 子どもは大人である親の人生に侵入するのです。
 そして次のタイプの傾向がある子どもになっていきます。

  ① 親の自慢の子どもになるために優等生タ イプ
  ② 自分が問題を起こすことで親の問題から注意をそらすタイプ
  ③ 自分にこれ以上問題がふりそそがないようにするために目立たないタイプ
  ④ ユーモアで家庭の緊張を和らげるひょう きんなタイプ
  ⑤ 親の世話役、愚痴の聞き役となる世話やきタイプ

  こうして、親も子どももお互いの人生に侵入していくこととなるのです。

 (3) 当然、境界線があいまいになります。
 境界線の学習ができていないので、子どもは大人になっても健康な境界が保てないのです。
  たとえば、人がむこうでひそひそ話している と、自分の悪口を言っていると思い込んだりします。
 境界線がひけません。
 イエス、ノーもはっきり言えなくなります。

  (4) 不合理な信念です。
 両親が不仲な家庭で育っている子どもは、お父さんを通して男性 というのはいいかげんで、うそつきで、乱暴で、自分の奥さんを泣かせて苦しめる人だと学習 します。
 かつての健康な信念と入れ替わってしまうということです。
 妻も同じように不合理な信念を持ちます。
 かつての健康な信念は、不健康な信念に入れ替わるのです。

【引用おわり】



 アルコール依存症がいる家族の子どもは、家庭を負のイメージそのものとしてとらえるようになる。
 自己信頼感が不十分なままに育つ。
 他人に対しても信頼感に欠ける。
 自他ともに不信の念を抱くことが多い。
 精神的にバランスのとれない大人に育ったりするのである。

(ケー)
11月25日(水)、栃木県の宇都宮市で全国手をつなぐ育成会連合会の
権利擁護センター主催の研修会が開かれました。

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宇都宮駅から約4kmくらいのところにある県教育会館(セミナー会場)
窓からの景色です。

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定員は150名、しっかり150名の参加のようでした。
会場には北海道や九州からの参加者もいらっしゃいました。

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全国手をつなぐ育成会連合会の久保厚子会長
いつも穏やかな語り口調で安心します。

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「知ってほしい・知っておきたい 知的障害と警察」の冊子の説明
権利擁護センター運営委員で、前中央相談室の室長だった 細川瑞子 さん。

そして・・・
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ぴーす&ピースのお二人
兵庫県たつの市育成会の会長(男性)と
平日は市役所職員として、おとな~しく市役所で事務をしている(本人談)女性のお二人ですが、
これが、さすが関西人!
夫婦漫才のごとく笑いを取りながら話を進めていきます(ご夫婦ではありませんよ)
権利擁護セミナーという、本来は堅い感じの研修会でこんなに笑うとは思いませんでした(^◇^)

ぴーす&ピースという団体は
地域の方に「知的障害者の理解をしてもらうための啓発活動」をやっています。
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育成会と行政、地域の人と協力しながら啓発活動をやっている団体で
お話しを聞いているだけでパワーをもらえるくらいに元気いっぱいでした。

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そして私も初体験の「知的障害疑似体験」
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これが、疑似体験グッズ!

どんなことをやったかというと・・・
12月7日の分科会でちょこっとパクらせてもらおうと思いますので
ここでの紹介はやめときます( *´艸`)

会員の高齢化が進み、元気がなくなっているという声が多く聞かれている
手をつなぐ育成会ですが、全国に目を向けると、イヤそうでもないぞ!
頑張っている会も結構多いことがわかって少し元気が出ます。

なんか内容にはまったく触れていませんがとっても楽しい午前の部でした。

長くなりすぎるので午後の部はまた後日報告します。

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 今まで、不登校児のいる家族について取り上げてきた。
 以下は、依存症者のいる家族について取り上げる。
 依存症者がいることで家族関係に問題が生ずる。
 それに関することが以下に述べられている。
  
 本調査報告書の紹介は64回目になる。



【引用はじめ】

障害のある人の きょうだいへの調査 報告書

障害者の家族支援を目指すための調査研究Ⅱ
-特に支援体制が遅れているきょうだいへの支援を視野に入れて-
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財団法人国際障害者年記念ナイスハート基金
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第2部 障害者のいない家族との比較編

学習会報告(3)
「アルコール依存症者がいる家族」について
講師:水澤都加佐 氏 
ヒーリング&リカバリー インスティテュート所長

 家族に依存症者がいた場合、他の家族、特に子どもたちはどうなっていくのかという話をさせていただきます。

 日本には50万人位の依存症者がいると言われています。
 依存症という言い方は、アルコール依存症からはじまり、それが幅広く「薬物依存症」に変わり、その後、嗜癖(アディク ション)と呼ばれるようになってきています。
 嗜癖・アディクションということばの意味は、 「習慣的悪癖」ということです。

 依存症は治療を受ければ回復します。
 治療法はある程度確立されていますが、その通りにしない依存症者が多いという、非常に大変な病気です。

 さて、家族で誰かがアルコール依存症という病気になったとします。
 「癌」になった場合 と、アルコール依存症になった場合の違いとは、「癌」はその人のために家族が結集しますが、「アルコール依存症」になったら家族は大体ばらばらになります。
 そして、その家族の中にあるのは、怒りと悲しみ、恨みです。
 子どもは罪悪感を持つことが多いです。
 失望、孤立、さまざまなものが渦巻いてきます。

【引用おわり】



 以上のように、依存症者は、大抵の場合、家族内で肯定的にみられない。
 家族崩壊といったことも起こりやすい。
 依存症者も、家族一人一人にとっても不信感でいっぱい。
 互いに助け合う関係が構築しにくいのだ。
 不信に満ちた関係をどのように元に戻すかが問われる。

(ケー)
今日は全国手をつなぐ育成会連合会主催の権利擁護セミナーが
栃木県宇都宮で開催されることになっております。
(予約投稿ですので、これがUPされる頃は新幹線の中にいるはずです)

今年度、全国手をつなぐ育成会連合会権利擁護センターで作成した冊子
『知ってほしい・知っておきたい 知的障害と警察』についての説明や
『障害者への虐待防止と育成会の役割』
『育成会の親だから出きる知的障害理解・啓発活動』など、
育成会らしい研修の数々がありますが、今回目新しいところで
【知的障害の疑似体験】なんていうものもあるようで、
なんか興味津々です!

知っている人も少ない(ほとんどいない)ので少々心細いですし、
地理も心配ですが、頑張っていってきま~~~す!

この電車では・・・行けないですね(*´з`)
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(朝日町ワイナリー)

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