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今年はインフルエンザの流行が早いそうです。
山形も11月に入ってすぐに山形市内の小学校で
インフルエンザが流行しているとのニュースが流れていました。

そして、ここ2~3日の全国ニュースでも日本地図のなかで
山形県が赤く塗りつぶされていましたので、流行していることがわかりました。

だから・・・
という訳ではないのですが、私も5~6年ぶりくらいに
インフルエンザの予防接種をやりました。
これまでは長男が高校受験のときや大学受験の時は
長男と一緒に予防接種をしていました。
(やっぱり受験の時は親も体調管理をしないとね!)

ですが、最近は予防接種に補助金がでる、おばあちゃんと、
利用施設で実施してくれる次男だけ毎年うけていました。

でも、今年は私もやっておいた方が良いかな!という気持ちになり
予防接種をすることにしたのでした。

いや~相変わらずインフルエンザの予防接種は、
注射針は細いので刺す時はそれほど痛くはないのですが
薬液が沁みる、というか痛いんですよね。

効果が出るのは2~3週間後らしいので、
それまではなるべく人ごみの中に入らない方が良いらしいです。
でもねぇ~混雑しているスーパーマーケットには買い物に行かないと
主婦の仕事はできませんからねぇ・・・・・

みなさん、来週から天気予報も雪のマークが出始めてきました。
寒さが一段と強くなるのかもしれません。
手洗いやうがいをしっかりして、風邪やインフルエンザに罹患しないようにしましょうね!

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 育成会を元気にするために、どんな問題があるかをずっと探ってきた。
 そのために、岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』という、『講演記録』を引用して考えてきた。
 今回で、第38回目の引用である。
 これで、最終回とする。

 ここで述べているのは、仲良し感覚で終始していると、内向きの組織になってしまう。
 新しく入ろうとする人には、すごい壁となる。
 会員だけで固まって、よそ者には冷たいといった感じで受け取られてしまう。
 そのことを、以下では述べている。



【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ まとめ

 そして、最後に仲間意識と仲良し感覚ということで、仲間意識というのは、外に向かって開いているわけですが、仲良し感覚というのは、閉鎖的長年知っている人どうしだけで集まるという感覚で、これだと新しい人が入っても、気詰まりで、定着しないということですね。
 そうして、こういうことを、こういう「セルフヘルプグループのセルフヘルプグループ」という集まりで、話してみてはいかがでしょうか、というのが、私の提案なんですね。
 会を代表して集まるという集まりではなくて、会のことについて、誰が何を話したのかということが、外に漏れない形で、話し合える、というそういう場を設定してみるというのも、今回のフォーラムの「自主グループのネットワークづくり」ということで提案させていただき、私のお話を終わらせていだだきます。

 長時間、ご静聴、ありがとうございました。

 (続く)

【引用おわり】



 お互い長年のお付き合いで理解しあっているのは大事なことである。
 しかし、同じ仲間だけでは発展しない。
 それが今の育成会にとって大きな問題である。
 新しい会員が入会せず、今までの会員がだんだんと歳くって、高齢化していっている。
 そして、若い頃のエネルギュシュさがなくなり、少しずつ会員を減らしている。
 世代交代をいかに図っていくか、次の世代にいかに引き継ぐかを具体的に考えなければならない。

(ケー)
 育成会の会員といっても、いろんな人がいて一枚岩になりきれない。
 障がいのある当事者を持つ家族が中心になっているのだが、それぞれ抱える事情が異なる。
 育成会の意義の理解してこそ、大きなまとまりとなり、力を発揮する。
 そうしたことがわかってもらえない。
 今の育成会が組織として十分機能しない問題ともいえる。

 だからこそ、岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』という、『講演記録』は、大変参考になる。
 今回で、第37回目の引用である。



【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ まとめ

 その関連で、仲間意識と会員意識、帰属意識というのを区別してみたら、いかがでしょうか。
 というのが、私の提案でした。
 「仲間なんだから、わかってくれる」と思いがちだし、それは間違っていないんですが、「仲間だったら、会のことがわかってくれる、会で自分が何をしたらいいか、わかってくれる」というのは、違うんじゃないか。
 それは仲間意識とは違う、会員意識なんだから、それは、リーダーが、もっと会について会員に話して、会員意識をもってもらうように意図的に働きかけていかなければいけない、ということでした。

 (続く)

【引用おわり】



 以上のように、会に対する意識にも3つのレベルがあるという指摘だ。

◯ 帰属意識  会には腰かけ程度でお付き合いぐらいの考え方。会に対する期待はほとんどなし。会の行事にもほとんど参加しない。

◯ 会員意識  会には会費を払っている程度のことを期待している。楽しそうな行事があれば参加する。自ら積極的に参加しようとすることはない。

◯ 仲間意識  会の目的が達成できるように、仲間同士協力しようとする。会の運営に積極的に協力する。
 
(ケー)
 育成会の組織は今曲がり角にある。
 こうした団体の難しさは、共通したところがある。

 岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』という、『講演記録』は、大変参考になる指摘をしている。
 今回で、第36回目の引用である。

 次に、組織上の問題について、「利用主義」と「第二世代問題」があると述べる。



【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ まとめ

 それから会員の「利用主義」ですけれども、会員はグループを利用するだけ、ということですね。
 自分から何かをするということがない。
 一部の世話役に、おんぶにだっこで、こういう会員が増えてくると、セルフヘルプグループは発展しないで停滞してしまいますね。

 それから「第二世代問題」というのは、ある程度、グループの活動が進んでくると、いっしょにグループを立ち上げたのではないという人たちが、入ってきます。
 そういう人たちが、さっき申し上げた利用主義みたいなものをもっているわけですね。
 それは、いっしょにグループを作り上げた第一世代とは違って、第二世代というのは、グループの組織のことを知らないということが、大きな原因ではないかと申し上げました。

 (続く)

【引用おわり】



 「利用主義」というのは、会費分だけ元を取ろうとする姿勢である。人任せで自ら何かしようしせず、自分の都合ばかりで動く。何か得になることがなければ、参加しようとしない。

 「第二世代問題」は、第一世代が組織立ち上げで苦労したことをほとんど知らない。その苦労も理解しようとしない。組織成り立ちがわからないことによって、組織の位置付けや重要性を考えない。世代間に行き違いができてしまう。互いの理解の違いがだんだんと亀裂につながってしまう。

(ケー)
先日から、障がいのない“きょうだい”についてのことに触れています。
前々回、研修会の勢いで資料を見せながら障がいのない長男に対し、
これまでの気持ちなどを聞けた事を書きました。

きょうだい本3


講師の有馬先生にも、その事をメールでお伝えしたのですが、
とても喜んでくださいました。
資料を「ハイ」を返してきた時に「どうだった?」と踏み込んだのが良かった、
聞かれないと答えにくいという事がありますから(特に男性は)といっていただきました。

親亡き後のこと、障がいのある弟の将来のことを気にしてきた事を
私(親)に言えたことが、長男にとっては大きなことで、
きっとホッとしたのではないかと思いますよ。との事でした。
きっとそうなのだと思います(^^)

息子さんが精神的なお辛さ(生きづらさ)を感じていなかったことは何よりです。
それは、Fさんとのコミュニケーションが元々よくて安定感があったからだと思います。
とも言ってくださいました。

そして有馬先生は、私に対して
『私はこんな風にやったよ!』と皆さんにお伝えしていただくと、説得力がありますね!
とアドバイスをいただいたので、研修会にも来てくれた知り合いママ数名にメールをしてみました。
みなさんお返事をくれたのですが、その中のお1人の内容です。

「ウチも障がいのあるきょうだいがいることで、看護、それも精神分野を選んだとおもう。
そういう”きょうだい”のホンネを聞いてみたい!社会に出たから見えてきたものもあるだろうし
小さいころ辛かったこともあるだろうし・・・
帰ってきたら話してみたいと思います。
私も話すタイミングをもらった気分。
研修会と〇〇ちゃんママ←(これ私)に感謝m(__)m」

と書いてあり、私もとっても嬉しくなりました。

手をつなぐ育成会は、障がいのある子を授かった母親たちが作った会です。
障がいのある子を産んだ母親の気持ちは同じ立場の人にしか理解できません。

育成会(親の会)だからこそ、同じ立場の親たちの気持ちに寄り添った研修会をやりたい。
でっかい規模の素晴らしい研修会は他の団体にお任せしてでも、
障がいのある子がいることで母親たちが抱えている戸惑いや生きづらさなどに寄り添い
ちょっとしたヒントが得られ、少しでも前向きになれるような優しい研修会をやりたい。
それこそが、育成会(親の会)だからこそできる役割なのではないかと強く思います。

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 セルフヘルプグループにとって組織上いくつかの問題を抱えている。
 その問題を5つにまとめたのが、岡氏の講演である。
 それが、岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』という、『講演記録』であった。 今回で、第34回目の引用である。

 次に、問題の第1番目、「孤立したリーダー」について述べている。



【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ まとめ

 さて、いよいよ私の話も終わりですが、最後に私の今回のお話しのタイトルについてお話して、まとめに入りたいと思います。
 セルフヘルプグループの組織としての5つの問題点ということですけど、今回、お話しさせていただいたのは、この5つの問題です。

 孤立した「リーダー」。
 会長とか世話役の人が、誰も手伝う人がなくて孤軍奮闘しているというような問題ですね。
 こういう問題というのは、普通、外の人には言わないので、なかなか外からは見えない問題なんですが、実は、けっこう多くのグループで共通の課題なんじゃないかなと思っています。

 (続く)

【引用おわり】



 リーダーがなにもかも一人でやっている。
 他の人たちは、リーダーの苦労がわからない。もう任せておけば何でもやってくれるものと思っている。
 リーダーに何かあったりすると、もうそのセルフヘルプグループはお手上げである。
 リーダーも引く継ぐ人がいないからといつまでもやってしまう。
 リーダーが限界になったらどうするか、そのリスクを考えておかなければグループが維持できなくなる。
 次を育てる必要がある。
 今のリーダーは常にそのことを考えた対応がなければならない。
 リーダーを支えてくれる人をつくっておく。リーダーの責任である。

(ケー)
先日から、障がいのない“きょうだい”からのメッセージの事について触れていますが
今日も少しその事に触れていきたいと思います。

きょうだい本1


昨日、私自身が障がいのない長男と話をしたことについてブログに書き込みました。
私のところは、たまたまうまく話すことができた感じですし、
長男自身もこれまで生きづらさを感じることなく育ってくれたようでホッとしましたが、
中には、そうそううまくいっている家族ばかりではない場合もある、という情報も来ていました。

※だからこそ、障がいのない”きょうだい”について研修会をやろうと思ったのです。

米沢で行われた地域活性化事業「障害基礎年金の研修会」
研修会が終わり、今後の研修会の紹介をしていたところ、
講師をしてくださった「サポートセンターおきたま」の鈴木所長から
「最近、きょうだいからの相談もあるんですよ」とお聞きしたのです。
私は「きょうだいからですか?どのような事での相談ですか?」と
驚きながらお聞きしました。

・親から気軽に「この子(障害のある兄弟姉妹)の事はお願いね」と
 言われたひと言が、呪縛のように自分をがんじがらめにしている。

・自分が親代わりになり、障害のあるきょうだいの面倒を見てきた。
 そのことで、親も自分に感謝してくれていたし、自分もそれが自分自身の
 務めで、生きがいにもなっていた。しかし、高齢になってきたこともあり
 障害のあるきょうだいはグループホームで生活することになり、自宅を離れた。
 その事で、自分がすることが無くなってしまい喪失感にさいなまれている。
 自分自身、これからどうやって生活していったらよいのか考えもつかない。

このような事でした。
親としても辛いことではないでしょうか。

それから、事務局に電話をくれた方が切々と語ってくれた内容にも
言葉を失ったことがありました。

障がいのある子と、障害のない子がいるのだが、
障がいのある子どもにだけ手をかけて育ててしまった。
障がいのない子の事は、ほとんどおばあちゃんに育ててもらったようなものだ。
親の気持ちとしては、将来、障がいのある子との事で、
きょうだいに迷惑はかけられないという思いがあって、無我夢中だった。
少しでも障がいを治して”きょうだい”に負担をかけたくなかった。
本当に何でもやったし、どこにでも行った。
でも、そのことで、障害のない”きょうだい”には本当に寂しい思いをさせてしまった。
実際に”きょうだい”から「私の事なんていらなかったんでしょ!」と言われたことがある。
障がいのある子は小学校に上がる時期に「就学免除」で学校に行くことができなかった。
それでも、”きょうだい”は学校で障がいのある「きょうだい」のことでいじめにあっていた。
寂しかったり、くやしかった場面を今でも鮮明に覚えていて、その事を今でも責められる事がある。

聞いているこちらも辛くなってくるような内容でした。
話を聞いてみると、親の思いを”きょうだい”に伝えていないという事が分かりましたし、
きょうだいの気持ちをくみ取る余裕も親にはなかったようです。
やはり、分かっているはず!という気持ちが親の方にあったのかもしれません。
いまさら親と”きょうだい”との溝は埋まらないだろうけど・・・
とその方はおっしゃっていました。
そんなことはない!と私も信じたいです。
今では互いに十分すぎるくらいの大人ですから、今からでもじっくり話すことができれば
溝は埋まるのではないかとおもうのですが・・・親子ですから。(-_-)

やっぱり、ここまでになってしまわないうちに
ちょこちょこと障がいのある子についての「障害」について話をしたり
障がいのない”きょうだい”のためだけの時間を作ったりして、
障がいのないきょうだいにも愛情表現をすることが大切なのだと思います。

親にとっては障がいがあろうが、なかろうが、どちらも大切なわが子です。
時々深呼吸をして、障がいのない子とゆっくり過ごす時間を作ってみることも
絶対に必要なのだと思います。

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 育成会には新しい会員が入らない。
 毎年のように会員数が減ってきている。
 その歯止めがきかない。

 そんな問題意識から、岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』という、『講演記録』を引用し続けている。
 その第33回目。



【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ 仲間意識、会員意識、帰属意識(2)

 いまの例は、極端な例かもしれませんが、多くのセルフヘルプグループは、ある程度年数がたつと、そういう傾向が出てきますね。
  つまり、仲良しの集まりになってしまってね、そうすると、新しい人が入れなくなるわけですよ。
 雰囲気としてね、その場にいる人しかわからない話題が続いたりして、「ああ、自分は、この場にいないほうがいいな」と新しい人に思わせてしまうわけですね。
 だから「新しい会員が入らない!」と、言っているセルフヘルプグループがけっこうありますけど、その集まりを見ていると、仲良しだけで固まっているような雰囲気でね、とても外から入れないという感じのところがあることがありますね。

ですので、この仲間意識と仲良し感覚という言葉で、みなさんの活動も、ぜひ点検してもらいたいと思います。

 (続く)

【引用おわり】



 新しく会員として入会しにくい雰囲気を醸し出している。
 そういう問題ってあるんだろう。
 どうしたって会員同士は互いのことをわかりあっているので親しく付き合っている。
 新しい人にとって、そうした中に入りにくいといったことにならざるを得ない。
 特に、世代間の年齢差が著しい場合は特にそうした傾向になる。
 同じぐらいの年齢の人たちで誘い合わせる必要がある。
 悩みを共感しあえることが大事なのだ。


(ケー)
先週の金曜日(21日)に行われた研修会
「障がいのない”きょうだい”からのメッセージ」
先日のブログにその時のようすを掲載しています。

「障がいのない“きょうだい”からのメッセージ」 ← 先日のブログにリンクします

きょうだい資料


その中でも触れましたが、障がいのないきょうだいと、
障がいのある子について、親はあんまり話をしてこない人が多いのです。

その理由は、家庭環境や親の性格、きょうだいの年齢などによって違うのですが、
多くは、障がいのある子とずっと生活を共にしているのだから、
きょうだいもある程度のことは知っているはず!と思ってしまっている事や
障がいのある子にばかり手をかけてきてしまったので、
親に対しての不満をもっているだろう、という気持ち
きょうだいに障がいのある子のことで迷惑はかけないつもりだから
何もしらせなくても良いとおもっていた、というような場合などが考えられます。

でも、そのことがかえって”きょうだい”にとっては不安の原因になっているということが
先日の研修会でわかりました。

そして、きょうだいとのコミュニケーションの重要性は分かったので、”きょうだい”と話をしなければ!!
と思った親御さんもたくさんいたようです。
(アンケートにもそのように書いてくださった方がたくさんいらっしゃいました。)

ただ、いざ話をしようとした場合、どんなタイミングで、どんな切り口で切り出せばいいのかが分からない。
という人もたくさんいらっしゃると思います。

実は、私自身もまったく同じでした。
長男とは、障がいのある次男のこと以外については、
結構うまくコミュニケーションがとれていると思っていますが、
次男の事について何か話をしたという記憶は、ほんの少ししかありませんでした。

そこで、講師の有馬先生にメールでご相談していたところ
「う~ん、私だったら今日の研修会の勢いで話しちゃうかも!」と返事がきました。

今日?!
そういえば、県外の大学に行っている長男ですが、
車のタイヤ交換にちょうど帰ってくる日だったのです。
今日がその時なのかもしれない!と私も思いました。

思い切って今日の資料を長男に渡して
「今日、こんな研修会をやってきたんだ、講師はあなたと同じ立場の
障がいのない”きょうだい”の方だったんだよ」と伝えました。

ふうん、と言いながら資料を受け取らなかったらどうしようと思いながら様子をみていたら・・・

真剣に読み始めました・・・(*_*;ドキドキ
読み終わって資料を私に「ハイ」と返してきたときに
「読んで、どうだった?」と思い切って聞いてみました。

「う~ん、7割くらいは当てはまるかな」との返事でした。
そこから、これまでの気持ちや、いまの気持ちを資料にそって話をすることができました。

生きづらさは感じていないけど、親亡き後の事は心配なこと。
弟の面倒は自分が見ることになるのだろうという事は
いつの頃からということは覚えていないけれど随分前から漠然と感じていたこと。
友達との会話の中できょうだいの話題になったときは、
すぐに弟の障がいのことはカミングアウトすること。
その方が面倒くさくないとおもったからのようです。

それから私も驚いたことは、
障がいのある弟のことを否定したり、そのことで自分になにか言ってくる奴がいたら
なんなら半殺しにしても構わない、というくらいの気持ちをもっているという事でした。
それは、本当に小さなころから心に決めていることなのだと言っていました。

私は「それは極端すぎるんじゃないの?」と言ったのですが、
有馬先生にその旨伝えたところ
「あ~、その『半殺し』わかります!私もそのくらいの気持ちでいました!」
と、返信がきました。
それくらい”きょうだい”というのは自分の兄弟姉妹のことを
大切におもっているのだなぁ・・・・と今さらながらに思い知らされました。

きょうだいの年齢によっても反応は違うと思いますので
これがすべての”きょうだい”に当てはまるのではないと思いますが、
研修会の勢いをかりて、研修会の資料をキッカケにするのは『アリ!』だと思います。

思い切って、”きょうだい”と話をしてみましょう!
親が思っているよりも”きょうだい”はいろいろなことを考えているのかもしれませんね。


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 育成会の運営がもっとスムーズになってほしい。
 前向きの取組がどこの地域でもなされていればと思うのだが。
 多くは、他人頼りだ。自分たちだけではできないと泣き言が聞こえる。
 他人からしてもらって当たり前と思っているところがある。
 
 そんな問題意識から、岡知史(2010)『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』という、『講演記録』を引用し続けている。
 その第32回目。



【引用はじめ】

岡知史(2010) 『セルフヘルプグループ(自主グループ)の組織としての5つの問題点』
(島根県立大学短期大学部第8回現代GPフォーラム講演会記録)
http://pweb.sophia.ac.jp/oka/papers/2010/shimane/

★ 仲間意識、会員意識、帰属意識(2)

 お酒をやめたばかりで、精神病院から出てきたばかりですごく不安で、身体が震えているような人の手を、こう、ぐっとにぎってね、「いっしょに、がんばっていきましょう。
 みんな仲間ですよ。
 みんな同じ思いをしてきたんです!いっしょに、やめていきましょうね!」と、こうぐっと手をにぎってね、会長さんが言うわけですね。
 すると、奥さんも涙を流してね、「ありがとうございます」って深々と頭を下げて、ご主人も「よろしく御願いします!」って、言っている。そういうシーンも、あるんです。

 あるんですが、会によっては、そういうのが、ぜんぜん無いところもある、ということですね。
 それは、なぜか。
 それは、仲良し感覚で集まっているからですよ。
 さっきお話しした会は、お酒を止めて、もう10年、20年、なかには30年という人たちが集まっているわけですよ。
 だから、お互い、もうよく知っているわけですね。
 だって、もう10年、20年と定期的に会って話しているでしょ。
 だから、お酒で苦しんだ話なんていうのは、お互いに聞き飽きているわけですね。なんの新鮮みもないわけですよ。

 だから、なんでも理解しあえて、気心があう仲良しとして会っているんだと思うのですね。
 だから、そのお酒を止めたばっかりで不安でふるえているような夫婦を見てもね、「また、次回も来てくださいね」なんて、口先では言っていますけど、どこか気持ちがこもっていないわけですよ。
 本音としては、自分たちだけで、気心がわかった仲良しだけで、平和にのんびりやりたいというのが本音じゃないかなと思ったのですね。

 (続く)

【引用おわり】



 今に満足している人は、セルフヘルプグループに混ざっていても切羽詰った状況だったころを忘れている。
 ずっと昔にはすごく悩み、苦しんだ時期があった。
 今はそれほどのことではなく、まあまあの生活を送ることができる。
 しかし、今の苦しみを持っている人たちとともに、かつての苦しみを共有しあう必要がある場合の対応がうまくいかない。
 かつての状況と、今の状況がかなり変わっている。
 かつては福祉サービスも貧弱で、多くの苦労を伴った。そのための運動もせざるを得なかった。
 寝食を忘れて頑張ったなんていうこともあった。
 かつての頑張りは認めても、今の人にとって今の問題が解決できることが一番なのだ。
 今のセルフヘルプグループは、そうした適切な対応ができる状況になっていない。
 今の人は楽だよなあなんて言われると、相手は反発もしたくなる。
 そんなグループに入ろうなんて思わなくなるのもわかる。
 もっと今の人たちに寄り添った対応が必要である。

(ケー)

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