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ご紹介が遅くなってしまいました。
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9月7日まででイベントが終了してしまいますがご紹介します。
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昨年もありましたが、長井市を会場に開かれているイベント
「まちめぐり 美術館」です。
展示施設は、丸大扇屋(県指定有形文化財)
小桜館(市指定有形文化財)
醸造元長沼合名会社(国登録有形文化財)
合資会社鍋屋本店(国登録有形文化財)
風間書店 貿上醤油店醸造元 あやっか

開催期間があと1週間しかなくなってしまっていますが、
興味のある方は是非おでかけください。


そして、こちらも毎年恒例になっておりますが、
「やまがた馬まつり」です。
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今年は午年ということもあり、岩手県より「チャグチャグ馬コ」を
お招きしてのイベントになるそうです。

9月28日(日)は、みなさんで山形駅西広場へ
お出かけになってみてはいかがでしょう。

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 知的障がい者の高齢化に対する「親の思い」を調査した論文を紹介している。
 その第13回目。
 アンケート調査への協力者は、274名。:結構、大がかりな調査だ。

 調査のまとめが以下のとおり。
 特に、知的障がい者が「高齢の認識があるか」、「死の認識があるか」といった内容である。



【引用元】
山口県立大学社会福祉学部紀要 第ll号 2005年3月
障害者の高齢化に対する親の思いについて
一保護者に対するアンケート調査の結果から一
The Thoughts of the Parents to the Aging of Their Mentally Handicapped
-Through the research on the parents of mentally handicapped一
三 原 博 光(看護学部) 松本耕二(社会福祉学部) Hiromitsu MIHARA Koji MATSUMOTO


【引用はじめ】

5.全体的考察

 次に障害者自身の高齢化についての認識は、多 くの保護者が、障害者自身が高齢を認識しているとは、思ってはいなかった。
 しかし、認識している回答とした保護者のなかで、その理由については「両親の死の問題について話をする」と回答した。
 知的障害者のなかには、両親の死のみならず、仲間の死を理解し、死そのものを認識しているものもいると報告されている(Bleeksma,1998,佐藤,2003)。
 したがって、障害者のなかには、高齢化を認識し、死の問題について理解するのも存在するので、今後、福祉関係者や保護者達は、障害者に対するターミナルケアも考えて行くべきであろう。

【引用おわり】



 知的障がいのある人たちが、高齢をどう受け入れ、死をどう受け入れるか、そのあり方について検討することである。
 本人自身がわからないからなんにもしなくていいのでは、高齢化対策も真剣になされなくなる。
 本人の特性に合った高齢化のあり方こそ、人生をまっとうに生きた証にもなる。
 高齢化に向けた取組はまだまだ緒に着いたばかり。
 高齢化という現実に向き合い、最後をどうむかえるかひとりひとりに課せられる大きな課題だ。
 障がい者であれば、それに関していかに関係者が支援してゆくかが問われる。
   
(ケー)
先日、ある友人と1年ぶりくらいに会いました。
彼女はいきなり私に「ちょっと今忙しい?」と聞いてきました。
特別急ぎの用事はなかったので、大丈夫だよ、と告げると
彼女の口から関を切ったように自分の子どもについての悩み事が溢れだしてきました。

彼女のお子さんにも知的障がいがあるのですが、
ウチの次男のような重度ではなく、1人で電車に乗って出かけたり
買い物に行ってもちゃんとお金の計算ができたり、
なにか困ったことが起こると、誰かに助けを求めたりすることが
できる能力はもっています。
ですので、オシャレにも恋愛にも結婚にも興味を持っています。

ウチの次男のような重度の子をもつ親にしたら、
「1人でいろいろな事ができるって偉いよねぇ、羨ましい!」
というような気持ちになることが多いのですが、
彼女から聞くさまざまな問題行動を聞いているうちに
知的能力が高い方が子育てが楽だとは決して言えないと思いました。

最近話題に上がりやすい知的レベルには全く遅れのない
発達障害のある人のゆずれないこだわりとはまた違う困り感です。

彼女の話によると、そんなに自分のお小遣いはないはずなのに
妙に金遣いが荒くなっていることに気が付いたそうです。
お盆に帰省していた上のお子さんからも、
「お母さん、〇〇おかしいよ、あのお金の使い方」と言われたそうです。
そしてこっそり財布の中身を確認してくれたそうです。
そうしたら財布の中にはなんと6万円と小銭が入っていたそうです。

彼女は驚いて、お子さんに問いただしたところ、
「なに勝手に人の財布を見てんだよ!!<(`^´)>」と逆ギレされたそうです。
でも、そんなにお金を持っている事は尋常ではないので
問いただしたところ、付き合っている彼氏にもらったのだとの答えだったそうです。

知的レベルが高い本人は、自分より能力が劣っている人を馬鹿にしたり
見下したりする気持ちもそれなりに育っています。
彼女のお子さんが、故意にそうするように仕向けたのかどうかはわかりませんが、
自分はお金を出さないで、相手にお金を使わせる事をしていたようです。

その後、相手のお宅へご主人と謝りがてら(もちろん返金して)今後の対策を相談しに行ったり
お子さんと話をしたりしたようですが、なにせ1人で色々な事ができる能力がありますから
人が集まる行事に参加するたびに、気に入った人を見つけては
連絡先の電話番号を聞き出して誘ったりしているそうです。
そして、自分に都合が悪そうなことは隠すという知恵もちゃんとあるのです。


彼女は、人として人を好きになる事も結婚を夢見る事も否定したくはないのだけれど
わが子が他人に迷惑をかけることは親として耐えられない。
誰にも会わずにすむように、どんな行事にも参加させたくない気持ちになってしまう。
もうどうしていいか分からない、と言っていました。

話しを聞いたものの、私なんかが適切なアドバイスができるはずもなく、
「ごめんね、聞いてあげる事くらいしかできないけど・・大変だね・・・」
としか言えませんでした。
でも、彼女は「いいの、誰にも言えずに悶々としていたから吐き出したかったの」
と言ってくれました。


こんな問題は誰に相談すればいいのでしょう?
精神科?でも、興奮している人に処方する薬はあっても
人の考え方を変えることができる薬なんてないでしょう?

なんだか、話しを聞いて無力感に襲われてしまいました(F)


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 知的障がい者の高齢化に対する「親の思い」を調査した論文を紹介している。
 その第12回目。
 アンケート調査への協力者は、274名。:結構、大がかりな調査だ。

 保護者にとって、障がいのある子の高齢化は、若いうちはあんまり感じない。
 しかし、年齢がかさむにつれて、急速な老化が進むケースも少なくない。
 そうした実情が以下に述べられている。



【引用元】
山口県立大学社会福祉学部紀要 第ll号 2005年3月
障害者の高齢化に対する親の思いについて
一保護者に対するアンケート調査の結果から一
The Thoughts of the Parents to the Aging of Their Mentally Handicapped
-Through the research on the parents of mentally handicapped一
三 原 博 光(看護学部) 松本耕二(社会福祉学部) Hiromitsu MIHARA Koji MATSUMOTO


【引用はじめ】

5.全体的考察

 保護者の障害者の高齢化についての印象は、半数以上が年老いたと感じていなかった。
 これは、 調査対象となった約8割の障害者の年齢が、主に 20歳~39歳であることからも理解できよう。
 障害者の老化については、一般の人々の老化と変わら ないとする報告もあるが(及川と清水,1991)、しかし、障害者施設の現場では、65歳の年齢未満でも特別養護老人ホームへ入所した方が良いとする報告もあり(大阪・草笛の家,2004)、障害者が一般の人々よりも高齢化が早く進むケースもあるようである。
 また、本調査のなかで、わが子の老化を感じている親達は、その理由として「トイレでの助けが多くなった」「歩行が困難になっ た」をあげており、主な障害者の年齢が20歳~39歳であることからも考慮すると、一部の保護者は、 障害者の場合、老化が進むのは早いと感じていると思われる。
 したがって、高齢の障害者の処遇については、場合によっては、障害者の年齢の若い段階から介護について考えるべきであると思われる。

【引用おわり】



 備えあれば患いなし。
 早いうちから、高齢化に向けての準備が必要である。いずれ親の負担が大きくなる。子の介護が、親にとって限界がくるかもしれない。
 その前にいろんな手立てをしておく。限界が近くなって慌ててもいい選択ができない。
 子にとっても、親にとっても不幸である。
 子も、親も比較的若くて余裕あるうちに、対応できるところは対応しておく。
 少しずつの変化によって、子も親も耐性をつけながら高齢化に向けての準備をしておいた方がいい。
 体験者の話を聞く事も大切。
 また、ショートステイの利用によって親離れ、子離れを体験してみる。
 在宅しか経験のない障がい者が、急に家で生活ができなくなることを想定しておかなければならない。
   
(ケー)
 知的障がい者の高齢化に対する「親の思い」を調査した論文を紹介している。
 その第11回目。
 アンケート調査への協力者は、274名。:結構、大がかりな調査だ。

 以下は、保護者にとって、障がいのある子が高齢化することに対する思いを明らかにしたことについてのまとめである。



【引用元】
山口県立大学社会福祉学部紀要 第ll号 2005年3月
障害者の高齢化に対する親の思いについて
一保護者に対するアンケート調査の結果から一
The Thoughts of the Parents to the Aging of Their Mentally Handicapped
-Through the research on the parents of mentally handicapped一
三 原 博 光(看護学部) 松本耕二(社会福祉学部) Hiromitsu MIHARA Koji MATSUMOTO


【引用はじめ】

5.全体的考察

 調査結果から、ある程度、保護者の障害者の高齢化についての思いを明らかにすることができたにではないかと思われる。
 本調査対象となった大部分の障害者は、主に20歳~39歳であり、まだ、高齢の年齢に達していなかったが、それでも、保 護者達は、障害者の老後についての不安を抱えていた。
 その理由としては、「両親自身が高齢となり、障害者の世話が困難である」、「障害者のための老人ホームがない」などがあげられていた。
 すなわち、これらの結果には、障害者福祉の領域で、高齢の障害者に対する福祉サービスの組織化が行われていないことが反映されていると言えよう。
 施設福祉では、ある施設関係者は高齢の障害者をそのまま施設で処遇をするのか、彼等のための専用の老人ホームを新たに作るのか、十分な方向性が示されていないため、施設のなかで処遇について、 混乱が起こっていると指摘していた(三原, 2004)。
 一方、在宅福祉では、高齢の障害者も介'護保険サービスの対象となりながら、満足なサービスが受けていないケースもあるようである。
 例えば、高齢の障害者が介護保険による老人デイサービスを受けようとしても、知的障害者に対する理解の不足から、一般老人との交流や職員の対 応の難しさにより人聞関係に障害が生じ、満足にそのサービスを受けていない場合があるという。
  したがって、このような状況では、保護者が高齢の障害者の処遇に不安を持つのは当然であるかも しれない。
 そこで、行政は、施設関係者や保護者の不安を取り除くために、今後、高齢の障害者に対する福祉サービスの明確な方向性を示すべきであろう。

【引用おわり】



 保護者達は、障がいのある子がまだ若くても老後に対する不安を抱えている。
 将来に対する安心が得られないためである。
 子に対する世話が、年とることでだんだんと大変になるのでないかと考えるためである。
 安心できる制度が確立していないからだ。
 親の安心を得るため、高齢障がい者に対する福祉サービスのあり方を明確にする運動が必要である。
   
(ケー)
昨日27日(水)山形県手をつなぐ育成会 地域活性化事業
グループホーム見学会が行われました。

今回は、社会福祉法人 愛泉会が運営するグループホームを
見学させていただきました。
GH見学会8月 (4)

今回は定員20名と決まっておりましたので、
お申込みいただいたのにお断りさせていただいた方もいらっしゃいました。
みなさんグループホームの必要性、
重要性を充分にご理解していらっしゃるのだと思います。

そして思いの他、まだ学齢期のお子さんをお持ちの親御さんの参加者が多く
自分の子どもの将来を今から真剣に考えておられるということも伝わってきました。

GH見学会8月 (3)  GH見学会8月 (2)
出かける前に、向陽園の庄司園長から事前説明がありました。

今回参加いただいた方は各々でお申込みして下さった方が多かったのですが
集まってみたら結構顔見知りの方がいらして、ヽ(^。^)ノ「あら~!」「あら~!」
というような声が聞こえていました。

GH見学会8月 (6)  GH見学会8月 (7)

GH見学会8月 (19)  GH見学会8月 (17)

GH見学会8月 (15) GH見学会8月 (11)
浴室乾燥もできるという事でお布団も干してありました。

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GH見学会8月 (24)  GH見学会8月 (21)
こちらの方は上山市にあるグループホームです。
玄関がひとつで、左右に6名ずつの定員で生活するようになっています。

広めの台所を挟んで、比較的障がい程度の軽い方用のホームと
支援度が高い方用のホームと別れているようでした。
したがって、お風呂の場の広さやトイレの広さにも違いがあり
利用する本人の障がいの程度によって利用しやすく考えられていました。

GH見学会8月 (34)
外階段は非常用だそうです。

そして、どうのこうのいっても一番盛り上がる昼食の時間です。
場所は、わたしの会社さんが開いている「桜舎 かふぇ」です。
時間の関係で全員カレーということになっていたのですが、
1日16食の夏限定のカレーもあるということで、そちらをメインにしていただき
限定に漏れた方にはオリジナルカレーを食べていただきました。

本日、お店を貸切で対応していただきました。
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食事が来るまで、なかなか良い交流の場になっていたようです。

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食事が来るまでお隣のお店を見たりしていました。

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限定夏カレーの方は参加者の方のものを撮らせていただいたので
遠慮からボケています(+_+)
右側が私が食べたオリジナルカレーです。

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この かふぇ桜舎(さくらや)さんに初めて来た方は
オシャレなカレーに感激!していたようで、
今度は子どもと一緒に来てみたい!と言っておられた方もいらっしゃいました。
そして、何度も来ている方もモチロンいらっしゃいましたよ!
私も今度は”パングラタン”を食べに来てみたいな~と思っています。

昨日参加された方が写真を送ってくださいました。
とても美味しそうにカレーが写っていますので写真をお借りして掲載します。
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こちらが限定の夏カレーです

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話も弾んで食事もすすみます


そして、私が食べたオリジナルカレーです
これも季節によってお野菜が変わるそうです
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庄司園長からご提案をいただいたのですがとても評判が良かったです。
ありがとうございました。


そして、そろそろ出発の時間が近づいて来たのですが
お隣のパン屋さんでパンを買う人続出!でした(^^♪
GH見学会8月 (55)  GH見学会8月 (54)
ひとつひとつ可愛らしい手作りの袋
「これは捨てられないな~」とみなさん言っておられましたよ。

さて、午後からは山形市長町にあるグループホームの見学です。
こちらは3年目のホームになりますので、以前に見学した方もいらっしゃったようです。

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GH見学会8月 (59) GH見学会8月 (56)

山形市のグループホームは、内覧会の時に見学させていただいておりますので
その時に書いたブログにリンクさせていただきます。

山形市グループホーム「つばさ」「あすなろ」←以前の記事にリンクします

見学バス
向陽園さんのご好意で準備していただいたバス

今日参加された方々は、みなさんとても興味深く見学されていて
いろいろな質問もでておりました。

今後、本当にグループホームは必要になりますし、
愛泉会さんでは、ターミナルケアまで考えたホームの設置も視野に入れて
将来を見ているというような庄司園長のお話しもあり、
私たち親にとってはとてもありがたいお話しでした。

山形県手をつなぐ育成会では今後も地域活性化事業として様々な研修会を行っていきますので
多くのみなさまのご参加をお待ちしております(F)


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 知的障がい者の高齢化に対する「親の思い」を調査した論文を紹介している。
 その第10回目。
 アンケート調査への協力者は、274名。:結構、大がかりな調査だ。

 今回の調査は、高齢になった障がい者にとって、人生の最後をどこで迎えさせたいかという親の思いについてであった。
 その考え方は、いろいろ割れているという印象である。



【引用元】
山口県立大学社会福祉学部紀要 第ll号 2005年3月
障害者の高齢化に対する親の思いについて
一保護者に対するアンケート調査の結果から一
The Thoughts of the Parents to the Aging of Their Mentally Handicapped
-Through the research on the parents of mentally handicapped一
三 原 博 光(看護学部) 松本耕二(社会福祉学部) Hiromitsu MIHARA Koji MATSUMOTO


【引用はじめ】

4.調査結果及び考察

(6) 高齢の障害者の生活場所

④ 高齢の障害者の人生の終焉場所

 「自宅」70名(30.8%)「特別養護老人ホーム」53名(23.3%)、「グループホーム」52名(22.9%)、「現在生活している場所」29名(12.8%)、「病院」23名(10.1%)であった。
 「自宅」と回答したものが最も多く、本調査の対象者の障害者の多くが、自宅から通所授産施設に通っている影響が反映していると思われる。
 また、保護者はわが子を住み慣れた生活環境のなかで人生を終えさせてあげたいと希望しているので あろう。
 ただ、「自宅」と回答した割合は、軽度の障害者の保護者は、他の障害者の子ども達の保護者に比べて少なかった(重度:中度:軽度= 34.2%:32.0%:9.1%)。
 一方、軽度の障害者の保護者は、他の保護者に比べて特に「特別養護老人ホーム」を希望していた(重度:中度:軽度=21.1%:24.0%:40.9%)。
 軽度の障害者の保護者は、やはり長く在宅で生活をしてきたので、人生の最後の場所で「自宅」以外の「特別養護老人ホーム」、「グループホーム」に期待しているのもしれない。
 なお、どの程度の障害の保護者も「グループホーム」を人生の最終的な場所として期待していた。

【引用おわり】



 親たちは、自分の子にとって最後を迎える場所が、どこがいいか統一的な見解はないようである。
 強いて言えば、今まで住み慣れた場所ということである。
 住み慣れた場所が、障がい者にとってより良い場所であることが求められる。
   
(ケー)
今朝の山形新聞に載っていた記事です。

2013年に障害者虐待として県が把握している件数は20件だったそうです。
そのうち1施設で8件。
その他12件は養護者(親・きょうだい・子ども等 親族)からの虐待だったそうです。

施設の名前は公表されていませんが就労継続支援B型事業所で
50歳代の男性所長と20歳代の女性支援員が虐待をしていたということです。
2人で8人の利用者を虐待していたという事でしょう。

所長自ら虐待をしていたのでは、他の職員は注意することもできなかったでしょうね。
虐待を受けていた本人達から訴えがあったという事で発覚したわけですが、
千葉県での虐待暴行死亡事件のように、言葉を持たない障がい者を虐待していたのであれば
表には出てこなかったかもしれないと思うと、やりきれない思いになってしまいます。

考えたくはないけれど、これは氷山の一角なのかもしれないという思いが
ぐるぐる胸の中に渦巻いてなんとも言い難い気持ちになってしまいます。

そして、相変わらずおおい養護者からの虐待。
以前、身内(きょうだい)からのひどい虐待があり
緊急保護という事で入所になった方がいたという事が実際にありました。
お風呂にも入れてもらえず、衣類も洗濯してもらえず
酷い状態での保護であったとお聞きしました。

これもあってはならない事ですが、親やきょうだいだけで障がいのある人を
抱え込んでしまっている場合が多いのではないのかと思います。

障がいのある本人を最初から虐待してよいと思っている人はいないと思います。
でも、思い通りに動いてくれない、こちらの思いを解ってくれない。
こちらはこんなに本人の事を思っているのにそれに応えてくれない、
それどころか自分や家族、周りに迷惑ばかりかけている
というような行動が多いと、自分の力のなさ、もどかしさがつのり
ストレスとなり、いう事を聞いてくれない本人にストレス発散の矛先が向いてしまう。

他人に迷惑を掛けたくない!という気持ちはよく解ります。
でも、やはり抱え込みは良くないと思いますし、
やりきれない思いをしているのは自分1人ではないと思えるような
仲間作りは絶対に必要なことだと思います。
そして、福祉サービスを上手に利用しましょう。


今日は、グループホームの見学会です。
張り切って出かけようと思っていた朝の新聞で、少々気持ちが沈んでしまいました(F)


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 知的障がい者の高齢化に対する「親の思い」を調査した論文を紹介している。
 その第9回目。
 アンケート調査への協力者は、274名。:結構、大がかりな調査だ。

 以下は、高齢化した障がい者の生活場所として、望ましい所はどこかを調べたものである。



【引用元】
山口県立大学社会福祉学部紀要 第ll号 2005年3月
障害者の高齢化に対する親の思いについて
一保護者に対するアンケート調査の結果から一
The Thoughts of the Parents to the Aging of Their Mentally Handicapped
-Through the research on the parents of mentally handicapped一
三 原 博 光(看護学部) 松本耕二(社会福祉学部) Hiromitsu MIHARA Koji MATSUMOTO


【引用はじめ】

4.調査結果及び考察

(6) 高齢の障害者の生活場所

③  高齢の障害者は、どこの生活場所が望ましいのか?

  「グループホーム」80名(33.8%)、「特別養護老人ホーム」65名(27.4%)、「自宅」47名(19.8%)、「現在生活している場所」40名(16.9%)、「病院」5名(2.1%)であった。
 「グループホーム」や「自宅」、「現在生活している場所」と回答した親が多く、保護者は、「特別養護老人ホーム」や「病院」などの子ども達の生活が急激に変化する場所を好まないようである。
  障害の程度でみると、どのような障害者のグ ループであったとしても、保護者は「グループホーム」、「特別養護老人ホーム」が、高齢の障害者の生活に相応しいと考えていた。
 保護者は、「グルー プホーム」では、生活が規制されずに自由な老後の生活を送ることができるであり、介護がどうしても必要な場合、「特別養護老人ホーム」が相応しいと考えているのであろう。
 ただ、障害の程度を見ると、軽度の障害者の保護者は「自宅」や「現在生活をしている場所」を希望していない。
 軽度の障害者の保護者は、長い間、自宅のなかで子ども達の世話をしてきたので、これ以上子ども達の「自宅」での生活を望んでいないのかもしれない。

【引用おわり】



 以上の調査結果から見て、最終的には「グループホーム」といった生活の場を求めている。
 地域に障がい者にとって住みごこちのいい生活の場が必要である。
 親も子も高齢化する前に、その準備に取りかかることである。
 早い時期から、多方面に対する働きかけをみんなで協力して行う。まだ早いと思っていても必要な時期が必ず来るし、今必要な人だっているのだから。
   
(ケー)
全国手をつなぐ育成会連合会となってからの第2号となる機関紙
「手をつなぐ」7月・8月の合併号が届きました。
合併7月8月

今回の特集は「変わる、子どもへの支援」ということで
幼児期~学齢期~卒業が近づいたお子さんをお持ちのお母さんの本音や
座談会【子育ては、たよっていい】など、とても興味深い内容がギッシリ詰まっています。

手をつなぐは、発送準備が整い次第お送りしますので
お楽しみにお待ちください(F)



★事務局からのお知らせです。
 明日27日(水)は、地域活性化事業の中のひとつ
「グループホーム見学会」が行われますので、
事務局は1日を通して留守になります。
ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。
御用の方は、FAX又はメールを送っていただけると助かります。



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