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1月4日(火)
今日から県育成会事務局は仕事始めです。

このブログはお休み中も更新されていますので、お正月忙しくてブログを覗く時間がなかった方は、記事一覧からでもご覧になってくださいね。

今日は、県総合福祉センター大会議室におきまして、県社会福祉協議会會田鋭一郎理事長よりセンターに入居している福祉団体の職員に対し年頭のご挨拶がありました。

県育成会事務局では、早速「手をつなぐ育成会東北ブロック大会」開催の諸業務に取り掛かっています。

忙しくなりそうな1年ですが、みなさまよろしくお願いいたします。

 以下のセミナーを受講して、本人が望む普通の生活を実現する制度(第25回目)について、第24回目に続いて述べる。

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○ 11月17日(水)「(2010年度)第12回権利擁護セミナー」
○ 会場=日本財団(東京都港区赤坂)
○ テーマ=「これからの成年後見と虐待防止〜知的障害のある人の権利をまもる〜」
○ 主催=社会福祉法人全日本手をつなぐ育成会
○ 第1部 基調講演 11/17水曜日、10時〜10時50分
○ 基調講演講師 細川瑞子氏(全日本手をつなぐ育成会・権利擁護委員・中央相談室長)
○ 基調講演テーマ「身上監護の福祉システム化をめざして〜本人の『生きる』を支援するために〜」

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【講演内容】

合理的配慮と成年後見制度

 細川氏は、「障害者権利条約でいう『合理的配慮』と成年後見制度の運用さえ間違わなければ、知的障害者の権利侵害にならない」として、次のように述べる。

1 「附則1・・・障害者権利条約12条の解釈について 成年後見制度自体を不要と導くのは、本人の障害特性を無視し、短絡的で権利侵害。」
 
2 「よりよい身上監護に向けての条件が付けば、成年後見は支援付き意思決定or共同意思決定と齟齬はない。」

3 「一部の障害者団体から、『成年後見制度は条約に反する。代理による決定は自己決定権を侵害する。知的障害者は支援を受けて意思決定すべきである。』との発言である。」

4 「三障害への施策の統合化が進んでいるが、何でも統一的に扱おうとすることには違和感を抱く。」

5 「障害者権利条約でいわれる『合理的配慮』については、それぞれの障害の特性ごとに必要な支援が異なることに異論はなかろう。」

6 「身体障害の中でも、障害種別によって必要なものがそれぞれ異なるのと同じく、身体障害者にとって不要であっても知的障害者には必要とされるものがあることは、当然である。」

7 「知的障害者の場合、適切な意思決定の支援システムがあることが、合理的配慮として不可欠であり、人生の伴走者としての成年後見人が必要なのである。」

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 以上、知的障がい者にとって意思決定支援システムが最善のものを構築したい。
 知的障がい者本人の生活全般についてよく理解している成年後見人も不可欠である。
 その場合、成年後見人が代理による決定を行うケースも出てくる。
 そうしなければ、本人が権利を侵害されることにもなりかねないことだってあるからだ。
 このような場合は、三障害一律に考えることこそ不合理である。
 障害者権利条約を柔軟にとらえ、知的障がい者の権利擁護に寄与するとらえこそ重要である。
  
 (ケー)
 
 (第26回目に続く)

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