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11月2日(火)山形市総合福祉センターにおきまして、県知的障害者福祉協会と県知的障害児者生活サポート協会の主催で「知事のほのぼのトーク」が開かれました。
「地域の中で普通の暮らしを」と題し、吉村美栄子知事は知的障害者授産施設の入所者や支援者と意見を交わしました。

参加者は、県内の授産施設に通う障害者と両協会関係者、支援スタッフ、障害児の家族など約50人でした。
障害者本人たちからは、授産施設やグループホームでの生活の様子、自らの夢、仕事の内容などを発表し、知事は一人ひとりに励ましの言葉をかけていたそうです。

家族からは、地域における障害者サービスの偏りなどの問題が提起され、在宅支援や障害者教育の充実など、県の施策充実を求める要望も出されました。
吉村知事は、「障害者福祉は課題が山積している。国と県、県民が一体となって着実に取り組んでいかなければならない」と述べたということです。

山形県手をつなぐ育成会では昨年度、新庄市の「友愛園」を会場に知事のほのぼのトークを開催しており、今年度も申込みをしていましたが、大変な数の申込みがあり、昨年度開催した所にはご遠慮いただいているとの県からの回答でしたので、残念ながら今年度は開催できません。
ですが、今月11日には表敬訪問という形で吉村知事との面談ができることになっており、県育成会理事長はじめ理事の方々と事務局長が県庁に出向き、吉村知事との懇談をすることになっています。(F)
 全日本手をつなぐ育成会「手をつなぐ2010年11月号、No.657」が発行された。
 本号の特集は、「生きにくさ」を支える。
 そして、副題は、「社会的トラブルの背景にある声を聞く」である。
 「元気の出る情報・交流誌」といったスローガンどおり、内容がタイムリーで、身近な課題を取り上げ充実したものになっている。
 山形市手をつなぐ育成会の会員有志は、会報「手をつなぐ」を使って読書会をやっているとも聞く。

 本号には、次のようなコラム(p.11)が掲載されている。

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【引用始め】

 わかりあえることに支えられる
  ー『生きにくさ』」と本人活動ー

 本人活動のキーワードは「わかりあえる仲間」です。本人の会の中、特に小人数の親密な場面では、知的障害のある人たちの生きにくさがありのままに語られます。
 家族との根深い葛藤、グループホームのプレッシャーの中で自分が壊れてゆく恐ろしさ、「虚言癖がある」とケース記録に記載されてしまった絶望感。
 物心ともに疲弊した老親を養う苦痛。
 「仕事から帰って自分が親の夕食を作る。僕の年金と給料がなければ親はやってゆけない」
 「私が普通に働かなければお父さんは借家暮らしから抜け出して家を建てることができたかもしれない」
 「本人」呼ばれる人たちは驚くほど正確に状況を理解したうえで、どうしようもない日常のつらさと心の苦しさを語ります。
 もちろん楽しいことも。そこが「自分の全部を出せる数少ない仲間がいるところ」だからなのでしょう。
 こうした本人の会のリーダーたちと、触法・社会的トラブルについて話す機会がありました。
 「いやなことやすごくムカつくことが続くと、気持ちがめちゃくちゃになる。何とか助けてほしいと困り切っているときに『あれが無理、これもだめ』と言われ続けるとますます混乱し、追い詰められてしまう。
 だから僕はそういう人の気持ちを個人的な感じでじっくり聞いてやりたいと思う」  「自分ではそういう意識がなくてやったことを、周りが大きくしてしまうところがあるのではないか」
 「心の中でよい生活を望んでいるのはみんな同じだ。わかってやることが大事なんだ。それは友達だ。鍋パーティーとか飲み会とか楽しいことをたくさん一緒にやりたい」。
 ここで語られるのはケースの分析ではなく、自分を含めた仲間の痛みとその救済への真情です。
 日本の本人活動が始まって20年。困っている仲間を内側から理解し、ピアな関係の中で支えることを自分の役割と自覚する人たちが育っていることに注目し、その力を信じたいと思います。
(全日本手をつなぐ育成会 ステージ編集委員長 本人活動推進委員 花崎三千子)

【引用終わり】
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 以上のような問題を抱えて、なすすべなく追い詰められている本人に対して、どのような支援ができるか。
 ぜひ、本号を手にとって読んでみてください。
 育成会としての新たな課題に直面するはずです。
 一つの手立てとして、地域の知的障がい者相談員がどうかかわっていくかといったことも、大きな課題となります。
 しかし、現状では地域における相談員の氏名が公表されず、十分機能できていないのです。口コミで広めていく手立てを考えるしかないですね。
 

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