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 文科省の特別支援教育の在り方に関する特別委員会ワーキンググループの配付資料を92回にわたって紹介してきた。
 知的障害等の発達障害にかかる学校内での「合理的配慮」の観点について解説したものである。
 校内において、いかなる支援体制を構築するかについて述べたものである。
 大いに参考になる内容だ。
 特に、学校においてこうしたヒントに基づき知的障害等に対する支援を実現してほしい。
  


【引用はじめ】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1314384.htm
文部科学省
資料3:障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)
障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)(※現在調整中のもの)

<「合理的配慮」の観点(1)教育内容・方法>

<(1)-1 教育内容>
(1)-1-1 学習上又は生活上の困難を改善・克服するための配慮
(1)-1-2 指導目標の設定
(1)-1-3 学習内容の変更・調整

<(1)-2 情報保障>
(1)-2-1 感覚と体験を総合的に活用した概念形成への配慮
(1)-2-2 情報保障の配慮
(1)-2-3 認知の特性や身体の動き等に応じた教材の配慮
(1)-2-4 ICTや補助用具等の活用
(1)-2-5 学習機会や体験の意図的な確保

<(1)-3 心理面等での配慮>
(1)-3-1 他の子どもと比べ時間を要することへの配慮
(1)-3-2 実施が困難な活動への補助や指導上の配慮
(1)-3-3 予測できる学習活動の実施など学習に見通しが持てる配慮
(1)-3-4 人間関係の構築への配慮
(1)-3-5 心理状態・健康状態への配慮
(1)-3-6 自立と社会参加に必要な指導内容の設定
(1)-3-7 共生の理念の涵養

<「合理的配慮」の観点(2) 支援体制>

(2)-1 専門性のある指導体制の整備
(2)-2 医療的ケアを行うための体制整備
(2)-3 心理的負担を軽減できる学校・学級における配慮
(2)-4 障害に対する児童生徒、教職員、保護者、地域の理解推進を図るための配慮
(2)-5 他の学校からの支援体制の整備
(2)-6 関係機関や外部専門家等との連携
(2)-7 緊急時の支援体制の整備

<「合理的配慮」の観点(3) 施設・設備>
(3)-1 校内環境のバリアフリー化
(3)-2 発達、障害の状態及び特性等に応じた施設・設備の配慮
(3)-3 災害等への対応に必要な施設・設備の配慮



【引用おわり】

 各項目は関連しているものも多い。
 実現可能なものから支援体制の充実を図るようにしたい。  
                     
(ケー)
 自閉症児が災害発生時にどのような対応をすべきか、事前の対策をしっかり作成しておくことである。
 災害の発生によって、なにもかも一気に大きな環境変化をもたらす。
 自閉症児は環境変化に弱い。
 環境変化に対する適応が難しい。
 パニックを引き起こす。
 突発的な行動、奇声、自傷、チックなどをくりかえしたりする。
 そうしたことを予測し、少しでも回避できるようなシェルターなどを準備できるといい。

 以下の引用はそうしたことの指摘である。
 第91回目の引用となる。
 


【引用はじめ】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1314384.htm
文部科学省
資料3:障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)
障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)(※現在調整中のもの)

<「合理的配慮」の観点(2) 支援体制>

(3)-3 災害等への対応に必要な施設・設備の配慮

 地震等の災害発生時に障害の特性に応じた施設・設備を整備する。

例:
自閉症・情緒障害

 緊急時における心理状態(変化に対応できずパニックを起こすなど)に対応できるようにすると共に、他の児童とは同じ場では対応できにくいことに注意を払うようにする。



【引用おわり】

 緊急時に備えた常日頃の訓練も繰り返しておくことだ。
 支援者が緊急時において、どのように自閉症児を援助するか事前に把握するためにも重要だ。  
                     
(ケー)
 知的障害児に対する災害時の避難について、マニュアルを作成しておくことは必須である。
 障害特性を考慮したものである。
 突発的な事態に対して、混乱も極に達する。
 大きな不安にとらわれ、普段できることもできなくなる。
 こうしたことも踏まえての対応を考えておくことだ。
 
 以下の引用はそうしたことの指摘である。
 第90回目の引用となる。
 


【引用はじめ】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1314384.htm
文部科学省
資料3:障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)
障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)(※現在調整中のもの)

<「合理的配慮」の観点(2) 支援体制>

(3)-3 災害等への対応に必要な施設・設備の配慮

 地震等の災害発生時に障害の特性に応じた施設・設備を整備する。

例:
知的障害

 知的障害及びそれに自閉症などを有する児童生徒の緊急時における心理状態に対応できるようにすると共に、他の児童とは同じ場では対応できにくいことに注意を払うようにする。



【引用おわり】

 避難場所などにも留意する。
 人がたくさんいるところでは不安を増すばかりの例も多い。
 部屋の角、小部屋などへの避難も考えるべきだ。
 ケガなどしていないか、しっかり把握しなければならない。  
                     
(ケー)
 ADHD児の多動・衝動といった特性に配慮した教室環境の整備は必須である。
 黒板の周囲はシンプルにして注意が散漫にならないようにする。
 クールダウンできる場所も確保する。
 
 以下の引用はそうしたことの指摘である。
 第89回目の引用となる。
 


【引用はじめ】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1314384.htm
文部科学省
資料3:障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)
障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)(※現在調整中のもの)

<「合理的配慮」の観点(2) 支援体制>

(3)-2 発達、障害の状態及び特性等に応じた施設・設備の配慮

 一人一人の幼児児童生徒の発達、障害の状態及び特性等に応じた指導内容・方法が十分に展開できるよう、自立活動等の学習指導を支援する様々な教育機器等の導入や施設整備を必要に応じて行う。
 また、幼児児童生徒が、それぞれの障害の認知特性、行動特性、感覚等に応じて、能力を最大限活用して自主的、自発的に学習や生活ができるよう、各教室等の施設・設備について、見えやすさ、分かりやすさなどに配慮を行う。
 さらに、幼児児童生徒の学習及び生活の場として、日照、室温、音の影響等に配慮した良好な環境を確保するよう配慮を行う。特に、幼児児童生徒の障害の状態や特性等に配慮しつつ、その健康の保持増進に配慮した快適な空間とすることが重要である。
 また、幼児児童生徒が心にゆとりをもって学校生活を送ることができ、他者との関わりの中で豊かな人間性を育成することができるよう、生活の場として快適な居場所を確保するよう心のケアを必要とする子どもへの配慮を行う。

例:
ADHD

 注意の困難さに配慮した教室環境の整備(過剰な情報を精選する、掲示物や表示物の整理 など)
 多動性・衝動性に配慮した施設・設備(照明器具などの防護対策、高所や危険な場所などの危険防止柵 など)
 隠れ場所となる小空間の設置
 教育相談室、カウンセリングルームなどの設置



【引用おわり】

 ADHD児の悩みなどを聴いてあげる相談室の設置も重要。
 教育相談室では、さまざまな問題を協議し、解決に向けた対策をねるなどの場にも活用できる。 
                     
(ケー)
 LD児にとって、学校生活が充実するようにしたい。
 教室などは、わかりやすい掲示にする。
 また、本人が困ったときには相談しやすい体制を整備しておく。

 以下の引用はそうしたことの指摘である。
 第88回目の引用となる。
 


【引用はじめ】

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/046/siryo/attach/1314384.htm
文部科学省
資料3:障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)
障害種別の学校における「合理的配慮」の観点(案)(※現在調整中のもの)

<「合理的配慮」の観点(2) 支援体制>

(3)-2 発達、障害の状態及び特性等に応じた施設・設備の配慮

 一人一人の幼児児童生徒の発達、障害の状態及び特性等に応じた指導内容・方法が十分に展開できるよう、自立活動等の学習指導を支援する様々な教育機器等の導入や施設整備を必要に応じて行う。
 また、幼児児童生徒が、それぞれの障害の認知特性、行動特性、感覚等に応じて、能力を最大限活用して自主的、自発的に学習や生活ができるよう、各教室等の施設・設備について、見えやすさ、分かりやすさなどに配慮を行う。
 さらに、幼児児童生徒の学習及び生活の場として、日照、室温、音の影響等に配慮した良好な環境を確保するよう配慮を行う。特に、幼児児童生徒の障害の状態や特性等に配慮しつつ、その健康の保持増進に配慮した快適な空間とすることが重要である。
 また、幼児児童生徒が心にゆとりをもって学校生活を送ることができ、他者との関わりの中で豊かな人間性を育成することができるよう、生活の場として快適な居場所を確保するよう心のケアを必要とする子どもへの配慮を行う。

例:
LD

 教室環境の整備(過剰な情報を精選する、掲示物や表示物の字体や大きさへの配慮 など)
 教育相談室、カウンセリングルームなどの設置



【引用おわり】

 LD児は読み・書き・計算などにつまずく。
 LD児の苦手をよく理解できる支援者がいて、その問題に対して適時・適切な配慮をする。
 教室内の活動において、自立的に行動できるような支援が必要である。
                     
(ケー)

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