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 韓国ナザレ大学の寄宿舎「生活館」における重度障害のある学生の様子を視察した。
 その報告である。
 ヘルパーの学生に関する説明などである。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第273回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

第7節 「自立生活支援センター」「生活館」の見学・概要説明

 質問:重度の学生とは身体の重度ですか、それとも知的の重度ですか?

 ウ教授:種類はいろいろありますが、この 2 階は身体障碍の重度です。
何か起こったときにすぐに支援できるよう自立生活センターや生活館事務室、その他相談室などを近所に配置しています。

 質問:先ほど話していた地域との活動とは具体的にどういった活動ですか?

 ウ教授:2 階の重度障碍学生の場合、一人のヘルパーが支援のすべてをカバーするには限りがあります。
  ヘルパ ー学生も学生なので、学校の授業をきちんと受けられるようにするならば、地域社会のボランティアなどの機関と連携して、地域社会の活動補助のサービスを利用できるようにしています。
 重度障碍学生と一般学生 1 人、それから外部の支援活動をする地域社会の補助と連携して 2 対 1 の体制。
 もちろん、こちらで生活する際にはヘルパー学生と 2 人で、外部からの人は後で入って体験しながら補助をします。
 障碍学生への自立生活のための支援 プログラムを行っています。
 障碍学生当事者同士で集まって小規模なグループ活動をしながら、自分の力量を強化したり、学習ができるようにしています。 
 その他性教育なども重要です。他にも健全な社会生活が送れるような支援プログラムを一緒に行っています。
 最後に相談室の運営を行っています。そこでは主に障碍学生を取り扱っています。
 相談の内容は主に進路や学校生活についてです。
 ピア相談室というものもあり、同じ障碍学生が障碍学生の学校生活全般の相談を受けたりします。
 現在は視聴覚の重複障碍者がピア相談員として活躍しています。
 こちらはコーディネートの先生です。もうひとり重複障碍の先生が相談に出ており、その通訳のため一緒に外出をしています。

  

【引用おわり】

 一般学生によるヘルパーの役割が重視されている。
 障害のある学生が健全な社会生活を送るための支援プログラムが準備されている。
 ピア相談といった活動も行われている。
 障害者同士による相談などである。                         

(ケー)
 韓国ナザレ大学「自立生活支援センター」を視察した。
 120名もいる障害のある学生の生活全般を支援するための施設である。
 一般の学生などのヘルパーが障害のある学生を支援している。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第272回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

第7節 「自立生活支援センター」「生活館」の見学・概要説明

(自立生活支援センターへ移動)

 ようこそいらっしゃいました。
 こちらは障碍学生の自立を支援するセンターです。
 わが国では障碍学生の自立を支援するセンターはナザレ大学のみです。
 先程説明したとおり、120 名あまりの障碍学生の自立を支援するセンターです。
 一番の事業は障碍学生ヘルパー事業です。
 障碍学生センターでは障碍学生に対する学習支援を主に行っていましたが、ここでは生活全般の支援を行うことに重点を置いています。
 日常生活からスタートして他の地域社会との連携に関する支援の一部も行っています。
 先程説明 したとおり、3 プラス 1 室、その 3 人のうち 1 人がヘルパー で活躍しています。
 その学生には所定の奨学金や支援金が支給されます。
 それほどの責任感を持って頑張れるように支援しています。
 奨学生の学生と一般の学生が一緒に生活できるように配置して、教育をしたり、相談をしたり、揉め事が起きたときは仲裁したり、また自己管理も徹底的に行っています。
 この2階は主に重度障碍の学生が生活しています。
 一人の障碍学生に対し一人のヘルパー学生が一緒に配置されて生活しています。

  

【引用おわり】

 本センターは、障害のある学生が大学生活を適切に行うことができるよう機能している。
 その時々に生ずる問題解決に対応する。
 本人やヘルパーに対する相談支援などである。                        

(ケー)
 韓国ナザレ大学の寄宿舎「生活館」における障害のある学生の生活が紹介されている。
 障害のある学生の生活指導。
 障害のある学生と一般の学生との関係。
 トラブルへの対応。
 衣食住に関わる日常生活のあり方。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第271回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

第7節 「自立生活支援センター」「生活館」の見学・概要説明

(住居室内見学) 室内は、窓の開け閉めも冷暖房もリモートコントロールできます。

質問:.生活指導という言葉が出ていましたが、障碍学生の生徒指導とは具体的にどのような生活指導を行われているのですか?

キム氏:.外出外泊や生活館内でのルームメイト同士のトラブルの対応やキリスト教系列ですから生活館内での礼拝儀式などの指導について行います。

質問:障碍ある人とない人が一緒に暮らすマッチングはどのよ うに行いますか?

キム氏:先程見学した学生支援センターの先生が相性でマッチングを行います。
 障碍学生から望んで「この学生と組みたい」 という意見を聞くこともあります。

質問:今までにケンカなどのトラブルはありましたか?

キム氏:もちろんあります。
 そのトラブルに対処するために生活支援センターと連携しています。
 ヘルパーの学生は専門家ではないので、専門的知識に限りがあるので…。

質問:ヘルパーはなりたい人を募集して、なりたい人がなるのですか?
 まったくなりたくない人はならないのですか?

キム氏:あとでウ教授が詳しく説明しますが、ヘルパーを志願する人には奨学金がでます。
 それが促進剤になっています。

質問:お風呂は?シャワーのみ?

キム氏:浴槽はありません。安全バーがあります。重症障碍を持った学生には一般学生が入浴の世話する場合もあります。
 風呂場で使用するいすなどが必要な重度の学生に対しては依頼をすれば補助工学センターで用意します。

質問:必要なものは大学で用意されるのですか?

キム氏:個人的に私的に購入する場合もありますが、基本的には必要なものは学校が用意します。

質問:寮費などの負担はどのくらいですか?

キム氏:3 か月で 75 万ウォン(約 7万円)です。ヘルパーの学生は 3 ヶ月 49 万ウォン(約 46,000 円)ぐらいです。

質問:掃除は誰が行うのですか?

キム氏:自立心を養うため自分で行います。障碍を持っていても自分でできることは最大限自分で行うようにしています。
 靴入れやゴミ箱の掃除、ゴミ収集なども行えるのであれば行います。

質問:自閉症の方でパニックなどはありますか?

キム氏:1 学期に 1、2 度ほどそのようなケースがあります。舎監の先生が夜 0 時までいます。非常時は一緒に舎 監室にいます。 それ以上に深刻な場合は保護者に連絡を取ります。

質問:医療が必要なケガなどになったことはありますか?またその時の対応はどうされましたか?

キム氏:できれば一緒に行動します。深刻な場合は救急に連絡します。階ごとにフロア長という学生がいます。
 体力があり丈夫な学生がなります。そういう時にフロア長が活躍しています。

質問:800 人いるということですが食事はどのようになっているのですか?

キム氏:一階に食堂があります。食事をとりたい時は食券を購入して各自が自由に食べます。
 では詳しい説明を ウ教授から行います。

  

【引用おわり】

 ナザレ大学「生活館」では、障害のある学生がスムーズな生活ができる環境整備に努力している。
 一般の学生800人にもいる中でトラブルも最小限に留めようとする努力だ。
 これだけ大規模になると、難しい事例もあるだろう。
 ある意味実験的な試みと言っていい。                        

(ケー)
 韓国ナザレ大学には生活館と称する寄宿舎がある。
 男子学生用、女子学生用の生活館がある。
 1150人もの学生たちが生活している。
 そこには150人の障害のある学生たちも生活している。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第270回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

第7節 「自立生活支援センター」「生活館」の見学・概要説明

 こちらが男子学生の生活館、寄宿舎で、こちらが女子学生の生活館と分けられています。
 こちらは舎監室です。
 男子学生の生活指導及び相談を受けるところです。
 こちらは女性の舎監です。
 女性の生活指導と相談です。
 こちらが男子学生の指導をするキム・ジョンミン先生です。

 キム氏:生活館の紹介を行います。
 歓迎いたします。
 こちらの生活館では現在 850 人の学生が生活をしています。
 隣の館では 300 人あまりが生活をしています。
 いま新築しているところもあり、こちらでは 300 人くらいが生活 できる予定です。
 この建物では 150 人くらいの障碍学生が生活をしています。
 障碍学生 1 人に対して一般学生 3 人が一緒に生活できるシステムです。
 障碍学生が多くなる場合は一般学生 2 人が生活することもあります。
 隣の棟には障碍学生と非障碍学生が一緒になって生活できるよう指導するシステムもあります。
 後で先生が説明します。
 以上が概略的な説明です。
 2 階は割と重症障碍学生が生活するところで 2 人室です。
 一般学生と障碍学生が生活します。

  

【引用おわり】

 生活館における生活を安定的に行うため、障害者のために配慮がなされている。
 障害のある学生1人に対して、一般学生が3人の生活を行うようにしている。
 互いが自然に交流でき、支援できるシステムになっている。                        

(ケー)
 ゆたかカレッジ視察団は、韓国ナザレ大学「障害学生支援センター」の役割を説明してもらった。
 障害の種別に応じた支援の設備をそろえている。
 就業支援のための整備もととのっている。
 障害者同士の支援、健常者による支援なども配慮されている。
 教員の研修もしっかり実施できるようになっている。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第269回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

第6節 「障碍学生支援センター」の見学・概要説明

猪狩:ストレス等でのクールダウンしたい時とかに使うのですか?

ユ教授:そうです。
 こちらは視覚障碍者向けの点訳がらみの教材を作ったり、点訳したりする先生が仕事をする空間です。
 ここに並べられている大学は(大学名やロゴマークなどのパネルが壁面に掲示されている)視覚障碍の方への支援体制や点字対応がなされていない大学です。
 依頼や委託があれば、テキストや支援のプログラムもあります。
 当センターは、学生が学習に集中できるように支援もしますが、就業に向けて資格取得に関する教育も行っています。
 就業してからの適応関連のサポートなどの事後指導も行っています。
 以上で説明は終わります。
 質問があればどうぞ。

猪狩:非障碍・健常者の学生の皆さんが障碍を持つ学生を支援すると思いますがいかがですか。

ユ教授:異なる障碍の学生が、異なる障碍を持った学生を支援するケースもあります。
 また非障碍学生や比較的軽い障碍学生がより重い障碍学生を支援するケースもあります。
 同じ授業を受けている学生、即ち同学年の学生から支援する学生を選ぶ場合もあります。
 時間割を提出すれば、その中で選定される場合もあるし、学年を基準として配置するというより、時間割を中心にして調整、配置しています。
 ヘルパー学生が授業がない空き時間に支援する場合もあります。

猪狩:支援する学生側も、自分の授業・学習もあるので、大変ではないですか?

ユ教授:教育する、指導する、教えるというより、代筆など、補助することを主に行っています。
 推薦人制度もあります。
 学習能力が結構優れている学生が、自分の授業時間以外で、後輩たち、下学年の学生を支援する場合 もあります。

猪狩:大学の先生方に対する研修はどうなっていますか?
 例えば、啓発とか。

ユ教授:皆さん、この分野ではベテランです。
 10 年以上のベテランや今まで学習を積んできて様々な大学でこのような分野を専攻してきた専門家です。
 他にも長期休暇中にそれぞれ研修を行っています。

猪狩:障碍科目ではなく、一般教養の科目の先生方、福祉の専門外の先生方、そういう方の理解についてはどう なっていますか?

ユ教授:最初、先生方が学校に入職すると、学生たちへの指導に出る前に、学校レベルで研修を行っています。
 障碍学生を指導するわけですので、授業担当する前に、素養教育とか、たしなみ教育はしっかり行っています。
 障碍理解に関する教育は、障碍専門の先生が来て指導しています。

  

【引用おわり】

 ナザレ大学「障害学生支援センター」は、韓国唯一の知的障害のある学生が高等教育を受ける大学である。
 さらに、さまざまな障害種別にも対応している。
 韓国の障害者教育の中核を担うモデル校と言っていい。                       

(ケー)
 ナザレ大学障害学生支援センターは、さまざまな障害のある学生に対応できるバリアフリー化がなされている。
 電子音声案内図、手話通訳士専門室、スロープなどの施設設備である。 

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第268回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

第6節 「障碍学生支援センター」の見学・概要説明

 (案内図を示しながら)こちらは電子音声案内図で、音声による案内ができる案内図になっています。
 こちらは手話通訳士の専門室です。
 バリアフリーです。
 階段や段差、傾斜をなくして、車いすに座った状態で自由に移動できます。
 (ちょうど居合わせた、ある男子学生が「ハッハッハッハー!」と独創的な絵を視察団に見せてく れる。
 視察団からも「すばらしい」との声が上がる。)
 (掲示物を示しながら)これは、学年別障碍パターンです。
 視覚障碍、聴覚障碍、知的障碍、肢体不自由、その他の障碍。
 (掲示物を示しながら)これは、障碍の等級別の類型です。
 (掲示物を示しながら)これは、学科別の障碍の類型です。
 いろんな学科 があります。
 先ほどの 1 階では、聴覚障碍、肢体不自由担当の先 生方がいましたが、こちらには様々な障碍を担当している先生がいます。 こちらは、すべての障碍学生たちが学習を受けられるようになっています。
 段差や高さを調整できるデスクになっています。
 モニターで視覚的に情報を得ることが難しい視覚障碍者も、 音声による支援モニターが付いており音声で情報を得ることができるようになっています。
 全体的に 3 台のカ メラが設置されており、撮影しています。
 講義をする先生のところ、そして手話通訳者も映し出し、学生が勉強している姿も映します。
 例えば、本人が動かなくても、座ったままでボタンを押せば、その学生を映して、質問する姿を講義している先生が確認できます。
 学生がよく受ける科目をここで教育しているし、先ほど見た通りに、 20 科目以上の様々なプログラムをこちらで教育しています。
 こちらはパソコン教育ができるように設けられてい ます。
 こちらは、いろんなガイドブックを設置している部屋です。
 これは手話教育のための「手話テキスト」です。
 (配布してくださる)こちらは、学生たちが小規模で集まってグループ活動もできるところで、試験勉強や書籍資料の閲覧など、いろんなことができる空間です。
 作文活動を向 上する教育も行っています。
 1 階では障碍学生の保護者が休める部屋がありましたが、ここは障碍学生が休める部屋です。

  

【引用おわり】

 それぞれの障害に合わせた設備が整備されている。
 高さを調整できるデスク。
 音声による支援モニター。
 教室内におけるカメラの設置。
 ガイドブックを設置している部屋。手話テキストなどの保管。
 学生たちのグループ活動ができる部屋。
 保護者、障害のある学生が休める部屋。                      

(ケー)
 ナザレ大学には、さまざまな障害に対応できる施設がある。
 障害学生支援センターと称する。
 ナザレ大学には障害のある学生が300人余り在学している。
 一人ひとりの支援ができる配慮がなされている。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第267回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

第6節 「障碍学生支援センター」の見学・概要説明

 ナザレ大学には障碍学生 300 人余りが在学中です。種別は視覚障碍、聴覚障碍、肢体不自由、知的障碍です。
 障碍学生の学習、生活、移動、就業まで支援します。入学から就業まで段階的に支援するところです。
 一番大きい目的は、学生たちが学習生活に専念できるようサポートする ことです。ヘルパーは 500 人余りいます。
 授業に一緒に参加し て、手話通訳、代筆、文字通訳などで支援しています。
 センタ ー長を始め 7 人の専門職員がおり、それぞれ障碍領域ごとに専門の先生が担当して頑張っています。
 今、1 階には聴覚障碍担当、肢体不自由担当の職員が仕事をしています。
 ご覧のように後ろに車いすがありますが、全部無償です。障碍に応じて様々なプログラムがあります。
 就業のため、地域社会との連携も図 っています。
 2 階は学生が自由に閲覧できるような施設が設けられているし、就業相談室もあります。
 重度障碍の方は保護者と一緒に参加したり相談ができる施設も設けています。
 2 階に移動してまた説明します。(2階へ移動)

  

【引用おわり】

 ナザレ大学障害学生支援センターは、障害のある学生の特性に応じる体制が整備されている。
 こうしたセンターの特徴を参考にすべきだ。
 日本でも、高等教育機関に障害のある学生を積極的に受け入れるところも出てくるだろう。
 そうした場合、障害学生支援センターの設置は不可避である。
 また、専門スタッフも必要だ。
 障害のある学生にとって、より良い環境づくりを作って欲しい。                   

(ケー)
 ゆたかカレッジの視察団の代表として長谷川理事長がお礼あいさつをした。
 知的障害のある学生が高等教育を受ける権利があることを述べた。
 また、ナザレ大学とゆたかカレッジの交流も継続したいことも伝えた。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第266回目だ。
 
 

【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第4章 韓国における知的障碍者の大学進学

第5節 ナザレ大学林承安(リム・スンアン)総長と懇談

3.長谷川理事長よりお礼のあいさつ

林総長には、ご多忙の中、お会いできる機会を作っていただきありがとうございました。
 私たちも知的障碍者が高等教育を受けられるよう取り組んでいますが、ナザレ大学のように立派ではありません。
 総長がおっしゃったように障碍をもった学生がなぜ高等教育を受けるのかといった偏見があります。
 障碍のあるなしに関わらず教育を受ける権利は誰にでもあり、政治や社会は、教育の機会をすべての人に保障していく義務があります。
 ナザレ大学は私の理想であります。短い時間ですが、しっかり学んで日本に持ち帰りたいと思います。
 今日はお忙しい中、私たちを受け入れていただいてありがとうございました。
 今後も、ナザレ大学とゆたかカレッジが交流を続けながら成長を続けることができれば嬉し く思います。
 今後ともどうかよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。

  

【引用おわり】

 知的障害のある学生も高等教育を受ける権利があることを世の中に広める必要がある。
 世界の実情を訴え、ゆたかカレッジのような実践を積み重ねることが大事。
 さまざまな課題が立ちはだかっている。
 これを乗り越えなければならない。
 並大抵のことでないが。                   

(ケー)

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