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 家族との関わりも大事にしている。
 知的障害のある学生が適切な大学生活を送るには、家族の支えも重要である。
 ただ、障害のある本人の意向が最優先である。
 
 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第97回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 私はよく、学生だけでなく家族とも話をします。
 家族が一番気にするのは、カウンセラーが学生とばかり話していて家族の相談にあまりのってくれないということです。
 けれども通常は親がそこに居てくれない方がいいのです。
 はじめに学生から話を聞いて学生が自分の言葉と考えで何が起こっているかを説明してくれた上で親の話を聞いた方が、親が一緒にいるよりはるかにきちんとしたことが聞けます。
 もしこちらが聞いたことに学生が答えられない場合には親に聞きます。
 そして学生には、次にこういうことが起こらないためどうしたらいいか覚えている?と問いかけます。
 というのは、このプログラム自身が、学生が全員自立、独立して、他の人に面倒をかけないで生活できるという目的を根底にもっているからです。



【引用おわり】

 まず、本人の言葉を大事にする。本人が発する言葉を手がかりにして大学生活の様子を把握する。
 家族が述べる言葉によって彼らの生活をさらに補足する。
 より正確な状況を把握することになる。                   
 
 (ケー)
 知的障害のある学生が守るべき生活規範は重要である。
 大学生活をより良いものにすることの一環である。
 社会生活につながる一歩と言える。
 生活規範が守れず大きく逸脱すれば、それなりの罰則が科される。
 
 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第96回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 この大学や地域には学生の生活規範のルールがあって、こういうことをすることを期待されている、あるいはこういう行動をとってはいけないと言われます。
 例えば他の学生に暴言を吐いてはいけないといったことです。
 他の学生に暴力をふるったりインターネットで見てはいけないサイトを見てしまったり、こういうことがあった場合またはそういうことをされた場合は、その行動を修正して今後再発しないようにするために、なぜそれをやってはいけないのか、決まりはどうなっているかを照らし合わせて次にはどういう行動をとるのか、互いに契約書のようなものを作ってサインします。
 これを守らない場合には次のステップとして罰則だとか、最悪の場合は放校などもある、そういうことを理解させていきます。
 通常そういった校則違反をした学生というのは、それを言うとすぐに直すのですが、場合によっては何度も繰り返したりします。
 そうすると短期間停学あるいは長期間停学になるケースもあります。



【引用おわり】

 社会生活を送る上で常識的なことを大学において学ぶ。
 問題となる行動を起こせば停学となる。
 自らの行いに責任を持たなければならない。
 社会常識の一端を身につけるためと言える。                  
 
 (ケー)
 知的障害者にとって大学内における生活はさまざまな問題や悩みに出くわす。
 そのための相談に応じる必要がある。
 本人の意に沿った対応ができるようにしないと。
 
 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第95回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 相談はいろいろです。
 一番多いのは仕事だとか学校の授業の中での自分の目標についてです。
 友人関係で、けんかだとか仲が悪いとか、あるいは家族の問題だとか、他の学生や先生との間に問題があるとかといったことです。
 たまに、学校をこういう風に変えたいとか、こういうプログラムがあればいいとか自分が考えたけれど、次に何をすらばいいか分からないとか。
 あるいはコミュニティの他の部門のところから、あなたはこのサービスを受ける資格はありませんと拒否された場合に相談に来るとか。
 何かで恥をかかされて恥ずかしい思いをしたのでそれにどう対処したらいいのかというものもあります。



【引用おわり】

 本人にとって、相談内容をはっきりさせることも重要となる。
 問題そのものを十分理解してないことも多い。
 どう対処するか手をつけやすいところからやるようにサポートする。
 問題解決が進んでいることがわかるようにしたい。                 
 
 (ケー)
 知的障害のある学生のサポートする人たちの人材も重要である。
 そうした学生たちのカウンセラーは修士以上の人たちである。
 専門の学識をもち、実務経験もある人たちが担当している。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第94回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 プログラムを成功させるためにはこういう相談役のカウンセラーがいて、学生と同じ立場に立ってサポートする存在が必要です。
 私はこのプログラムの部長という立場がありますから日々の運営だとか成績のことだとかいろいろやりますけど、学生がけんかをしたり授業についていけないといった時に相談していい助言や方向性を示してくれたりする人は不可欠です。
  カウンセラーになるための条件として専門の領域での修士号を持っている必要があります。
 リハビリテーションとかカウンセリング、心理学などです。
 それと障碍に関しての現場での2 年から3 年の経験をしなければなりません。
 あるいは自分のコアの科目で修士号を持っていない場合は、同様のことで研修や授業を何十時間も受けていることが条件となります。
 


【引用おわり】

 知的障害のある学生が抱える課題を、場に応じて解決できるカウンセラーが必要である。
 そうした役割を担当する人は、現場経験も重視している。
 実際において、さまざまな問題に対処する経験がものを言うからである。                
 
 (ケー)
 知的障害者が大学において特別の教育プログラムを受けて成長する。
 卒業したくない。もっと大学にいたいと言うまでなる。
 真面目に授業を受けて、授業を休むことなどしなかった。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第93回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 知的障害者に対する特別なプログラムが終わって卒業していくときにはこのプログラムから他のプログラムへの移行のためのサポートをします。
 学生たちは大学がすごく好きになって、大学を離れるのがいやだと言ってきます。
 けれども卒業して次の段階に行くことの重要性を理解させ、次につなぐということが重要になります。
 学生のいろいろな側面で私が気に入っていることがあります。
 このプログラムの学生は一般の学生よりも非常にすぐれたところがたくさんあります。
 毎日休まないで来て、遅刻や早退なしに一生懸命授業を受けて、授業ではどんどん積極的に発言するし、授業を受けられるというだけで幸せを感じています。
 これが、私がここで行っていることです。



【引用おわり】

 大学における特別な教育プログラムが、本人を大きく変えることができる。
 こうした本人の成長は、就労といった次のステップをスムーズなものにすることができる。
 授業へのまじめな取り組みからもわかる。               
 
 (ケー)
 知的障害のある学生を受け入れるにあたって、どんなプログラムが適切か事前にていねいな相談を行う。
 事前の相談によって、障害のある学生の特性を把握するのである。
 学生の特性を把握し、適切なサポートができるようにする。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第92回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 学生がプログラムに参加するときはまず私のところに来ます。
 そして、今までの学校生活のことや職歴などについて話を聞きます。
 家族の様子なども聞きます。
 ここでは大学に来ることについて、どんな目標を持って来ているか、仕事や人生の目標を確認し、大学のクラスへの登録の手伝いをします。
 授業についていくのに必要ないろいろな補助のこと、授業のノートをとるためにどういう補助をしたらいいかなど、いろいろな補助プログラムについて知らせます。
 ここでは障碍があるといってもかなり幅が広く、知的障碍だとかあるいは学習障碍、それと自閉症なども含みます。
 そういう学生たちに対してはさらに追加のサポートをしています。
 例えば友達や先生との対人関係などの問題をクリアするためのサポート、あとは授業についていけなくてストレスをためてもうやめたいといったケースへのサポートです。
 こういう場合は何が問題の原因になっているのかを見極めてからなるべくうまくいくようサポートします。
 障碍のある人はコミュニティの中でサービスを受けることができます。
 コミュニティからどのようなサポートを受けることができてどのように活用すればいいかを理解させるサポートもします。
 他のプログラムの紹介、例えばこの中でやっているプログラムですが、ワークアビリティだとかCtoC のプログラムの紹介、他にも職業訓練だとか仕事に就くための補助プログラムもありますのでその紹介をします。
 例えば一人でアパートに入って生活したいという学生に対してはどういう手順でやったらいいか支援をしてくれるサービスがあるのでそこを紹介します。



【引用おわり】

 以上のように、一人の学生の問題をしっかり把握して、適切なサポート体制を構築できるようにする。
 授業、就活、アパート生活など全般的な問題の解決を図るためのサポートが行われるのである。              
 
 (ケー)
 知的障害のある学生にとって、仕事探しは簡単ではない。
 そのため、いろんな手立てを駆使している。
 特に、人づてといった仕事探しは有効である。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第91回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 仕事をどのように探すかというと、一番有効なのはネットワークです。
学生を取り巻いている友人知己にどんな人がいるか、そういう人たちをつかって就職先がないか探します。
 もう一つは、仕事をするときに、情けをかけてもらって仕事をもらうのではなく、こちらの方でもこの学生はこういう価値を持っていて、この職場にこういうことをもたらすというセールスポイントを持っておくことです。
 だから「何とか雇ってください」というのではなく、そこのところを強く正直に、「この学生はこういう資質があるから必ずプラスになるから使ってください」と私たちが代弁したりか、あるいはそれを本人に言わせます。
 あとは、今まで障碍を持っている人は人より下に見られたりして自信がない人が多い。
 そうするとどうしても引っ込み思案で「自分はこれができます」と言わないので自信を持たせて本人自身の気持ちを切り替えて「これができます」というように変えていくこともやっています。
 学生たちに自信を持たせるために、具体的には、まず、ボランティアの仕事をさせます。
 以前、卒業生を招いて自分が仕事をしていた時の苦労話をしてもらったこともあります。
 一対一でいろいろ話をして本人の才能や能力を探し出したりもします。
 また、学生の能力を低く見ず、これくらいできるのだぞと上に上に見ることも大事です。



【引用おわり】

 仕事探しにおいて有効な手立ては次のようなものだ。
 1 友人知己を使ってネットワークを活用する。
 2 知的障害のある学生のセールスポイントを強調する。
 3 本人に自己肯定感を持たせる。
 4 ボランティアの仕事を実際にやることで、本人の自信を引き出す。
 5 卒業生の苦労話を聞く。
 6 学生の能力を信じる。              
 
 (ケー)
 知的障害のある学生が職探しするにあたって、まだまだ企業側は積極的に受け入れてくれるわけでない。
 それが社会的現実である。
 その壁を乗り越えなければならない。
 障害のある学生側の心構えも重要である。
 障害者代表といった誇りある対応も必要なのだ。

 以下において、そうした内容が詳しく述べられている。  
 本報告書の引用は第90回目だ。
  


【引用はじめ】

file:///C:/Users/仁/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/ZKHT9TQV/kaigaishisatsu.pdf
諸外国における 知的障碍者の大学進学 ~アメリカ・カナダ・オーストラリア・韓国の現状~
社会福祉法人鞍手ゆたか福祉会 海外知的障碍者高等教育研究班
長谷川 正人・長谷川 美栄・志免木 章・井手 祐輔/他
2016年11月30日

第1章 アメリカにおける知的障碍者の大学進学

第5節 大学における知的障碍者受け入れの具体的な取り組み状況

3 北オレンジコミュニティカレッジ

 もう一つ学生によく言っているのは、今はまだ世間の目からすると障碍を持った人を就職させるということに関しては、あまり気分よく引き受けてくれるところは少ないし、同時に偏見を持っている人が多い。
 だから学生たちには、「もし君が仕事をしていてちゃんとやらなかったり、あるいは問題を起こしたりと、それが障碍を持っている他の全ての人たちが君と同じように見られる。
 だから障碍者を代表して仕事をしていると肝に銘じてやるように」と。



【引用おわり】

 知的障害者となると、どうしても偏見のある目で見られがちだ。
 いろんな問題を起こすのでないかと、実際も見ないで思われてしまう。
 そうした見方を打ち破らなければならない。
 最初に就職する障害者が印象を決定する。
 そのためにも、そうした障害者の仕事ぶりがそれ以後の障害者の就職活動に大いに影響する。              
 
 (ケー)

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